「オルセーのナビ派展」@三菱一号館美術館

三菱一号館美術館では「オルセーのナビ派展 美の預言者たち ―ささやきとざわめき」が開催中です。

 

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ナビ派の本格的な展覧会は日本で初めてとのこと。

確かに単体の展覧会の記憶はないような気がします。

代表作家はボナール、ヴァイヤール、ドニ、セリュジエ、ヴァロットンなど。

何となく平面的な作風がそうだったのかと並べて鑑賞することで改めて確認することになりました。

ナビはヘブライ語で預言者の意味で、19世紀当時のパリでは前衛的な芸術集団だったようです。

  

気になった作品たち。

ヴァロットン《ボール》は、以前にも見て気になった作品なのです。

構図と言い遠近法と言い、遠い母親と子供というテーマと言い色々と心がざわつく作品です。

確か以前も三菱一号館美術館で観たような気がする・・。

 

ドニ《ミューズたち》もざわつく作品。

太陽神アポロンに付き従う9人の女神の神話が元になっていますが、数えてみると10人いるのです。

とても平面的な作品なのに、眺めていると何故か奥行を感じてくるのが不思議でした。

 

ヴァイヤールの公園シリーズも面白かったです。

ナビ派の特徴である平面性と装飾性が押し出されていてどこか日本画的です。

食堂の装飾用だったようですが、女性たちのおしゃべりや遊ぶ子供たちといったモチーフがお店を暖かく良い雰囲気にしていたのではないでしょうか。

 

その他ナビ派が影響を受けたというゴーガンの作品も一緒に展示されています。

オルセー美術館の中でもナビ派だけをピックアップして鑑賞できる絶好の機会なのでおすすめです。

(2017.2.24)

 

「オルセーのナビ派展:美の預言者たち ―ささやきとざわめき」
■会場:三菱一号館美術館
■会期:2017年2月4日(土)~5月21日(日)
■休館日:月曜休館(但し、2017年3月20日、5月1日、15日は開館)
■開館時間:10時00分~18時00分 ※入館は閉館の30分前まで ※祝日を除く金曜、第2水曜、会期最終週平日は20時まで

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2017年3月20日

ruru (21:18)

カテゴリ:旅行・イベント美術館・博物館鑑賞

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