2010年8月アーカイブ

ヘンリー・ムア命のかたち@ブリヂストン美術館

ブリヂストン美術館は、夜遅くまで開館してくれている便利な美術館です。
現在は「ヘンリー・ムア命のかたち」が開催中。

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ヘンリー・ムアなのかヘンリー・ムーアなのかというところ^^
ムーアがメジャーなだと思いますがわざわざムアにしたところにこだわりがあるのでしょうか。

ムーアは彫刻家として有名ですが、今回はリトグラフなども合わせて展示されています。
それでも"人"というよりは"人体"、またストーンヘンジなど無機質な題材を描いているので特に意外性はありませんでした。

私はやっぱりブロンズ彫刻の方が好きかなあ・・。
ムーアのブロンズは柔らか味があって落ち着きます。

『ヘルメッド・ヘッド』がちょっと珍しくて面白い。
こちらの『ヘルメッド・ヘッド』シリーズのリトグラフも良かった。
射撃用の小窓から覗く目の表情を描いているのですが、タイトル通り本当にちょっとした視線の違いが感じられて見入ってしまいました。

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この企画展は割と小規模でした。
後は常設のコレクション展示に続いています。

ブリヂストン美術館は素晴らしい絵画をたくさん所蔵しているので見ごたえがあります。
展示室中央にある椅子に座ってじっくり鑑賞が可能。

この日は全く人がいなくてピカソやマティスも独り占め!
ルノワールなどの印象派も充実しています。

大型の展覧会の方が人気ですが、西洋美術館やこういった私立美術館の方が上質な絵をゆっくり見ることができて実はお得じゃないでしょうか。
贅沢な時間をゆったりと過ごしてきました♪

今回新収蔵作品ということでロートレックの油彩が公開されていました。

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モノトーンの油彩なのでポスター絵画とは少々趣が異なりますが、描写はやっぱりロートレックですね。
丁度『シュザンヌ・ヴァラドン』を読んでいたので、ロートレックとはタイミングが絶妙でした^^
(※シュザンヌ・ヴァラドン・・ユトリロの母。ロートレックとは恋人同士だった。)

シュザンヌ・ヴァラドン

シュザンヌ・ヴァラドン

価格:3,360円(税込、送料別)




この不景気な時代に収蔵品を増やす姿勢がすごい。

(2010.8.26)


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2010年8月29日

ruru (11:45)

カテゴリ:旅行・イベント

奈良の古寺と仏像~會津八一のうたにのせて@三井記念美術館

今年は平常遷都1300年記念の年なので奈良が熱い!
三井記念美術館では「奈良の古寺と仏像~會津八一のうたにのせて」が開催中です。

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仏像はお寺で観る方が好きですが、こういった展覧会にも360度方向から鑑賞することができる魅力があります。

小さめの仏像から始まり、お寺ごとの仏像展示へ。
間に會津八一の資料などの展示もあります。

なんと言っても印象的だったのは東大寺の五劫思惟阿弥陀(ごこうしいあみだ)如来座像です。
アフロヘアのような頭をされています。。
年に一度のみ参拝できるという秘仏が、今なら毎日日本橋で拝顔することがでるという不思議^^;

>>東大寺HP


また、西大寺の塔本四仏像が揃うのは20数年ぶりだとか。
普段別々の博物館にある仏像が並ぶというのもこういった企画展ならではですね。

時間に余裕があったので、映像もしっかり堪能。
それなりに人はいましたが、混雑というほどでもなくゆっくり鑑賞できました。
ここは最初の展示室はつまるけれど段々流れよく観やすくなっていきますよねえ。
場所のせいか年配の方が多い印象ですが、こじんまりとして雰囲気があるので割と好きな美術館です♪

(2010.8.26)

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MOE30周年記念フェア@三省堂書店神保町本店

ツイッターで「MOE30周年記念フェア」の開催情報をゲット。丁度岩波ホールへ行ったのでついでに覗いてきました。


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いくつかの会場を回っているようですが、私が行ったのは神保町の三省堂書店です。

バックナンバーや絵本・グッズの展示販売がメインですが、壁に色々な作家さんからの直筆祝福コメント色紙が飾ってありました。

これがとても豪華!
詩人のまどみちおさんからのまでありました!!
ボールペン字のみでしたが。

誰のがあったのかって有名な方目白押しですよ・・。
カラーのイラストも多くて見ごたえたっぷりです。

MOEバックナンバーを3冊とお目当てのグッズを購入。

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お目当て・・・それは『からすのパン屋さん』グッズ♪

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ぬいぐるみは家族で揃えてあげたかったですが、金銭的に厳しいためお父さんオンリーです^^;
心をわしづかみされてしまい、今もパソコンの前に鎮座中。
・・やっぱり全員ゲットするべきだったか・・。

『からすのパン屋さん』はかこさとしさんの絵本です。
子供の頃お気に入りだった気持ちが未だ続いているってすごい♪
正に"三つ子の魂100まで"です。

からすのパンやさん

からすのパンやさん

価格:1,050円(税込、送料別)



(2010.8.24)

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ruru (00:27)

カテゴリ:日記・所感

映画『セラフィーヌの庭』@岩波ホール

神保町の岩波ホールにて上映中の映画『セラフィーヌの庭』を観てきました。

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久しぶりの岩波ホールです。
平日最終回(18:30~)のせいかガラガラ・・。
はっきり言って数えられるほどしかお客さんがいないまま上映開始^^;

この映画は女流画家セラフィーヌ・ルイの生涯を描いたフランス映画で、フランスでは随分話題になったようです。
先日世田谷美術館で素朴派の展示と共に紹介してあったことで興味を持ち、前売りを買ってありました♪

フランス映画はすごく良い!とはまるものとさっぱり意味がわからないまま終わってしまう二極化が激しいので期待と不安が入り混じっていました。

結論として・・この映画は出来としては素晴らしかったです。
映像も良いし、セラフィーヌ役のヨランド・モローの演技が本当にすごい・・。
セラフィーヌの絵を見たらこれからは絶対ヨランド・モローの顔が浮かぶと思います。

ストーリーはいかにもフランス映画という抽象的なムードで進みますが、時間が過ぎるのを忘れてしまうくらい映画の世界に入り込めました。

ということで映画としては当たりです!

しかし・・・
あまりにも胸が塞がるような切ない映画で終わった頃にはぐったりしてしまいました・・。
周りの人も無言のまま席を立って帰り支度をしていましたよ(苦笑)
なんというか沈痛な気持ちになる映画です。

陽の目を見ることなく死んでいった画家は彼女だけではないのですが、やはり一人にスポットを当てて人生をなぞると哀しい気持ちで満たされてしまいますね・・。

でも映画としては良かった。
もう一度観たいと思える映画でした。

他の画家系の映画を色々観てみようという気持ちになりました^^

(2010.8.24)


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2010年8月28日

ruru (23:42)

カテゴリ:日記・所感

東京復興-カラーで見る昭和20年代東京の軌跡-@江戸東京博物館

「大昆虫博」で賑わう江戸東京博物館へ行ってきました。
夏休みということもあって珍しく子供たちで溢れかえっている!

私自身はあまり昆虫に興味がなく、お目当ては常設の中の企画展「東京復興-カラーで見る昭和20年代東京の軌跡-」です。

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8月には色々なところで戦争関係の企画が催されます。
普段は便利で平和な現代生活を享受していますが、この時期位は真摯に戦争について考えたいもの。
どこかの美術館でこの企画展のチラシを見たので、ぷらっとでかけることにした次第です。

戦後を映した写真パネルや映像、実物資料の展示などによる構成。

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年配のお客さんが多くて、「こんなだったね~」と懐かしそうに会話されていました。
昭和20年代というと私の親世代の幼少期。
父は東京出身なので正にこの写真のような町並みの中で育ったのかなあなどと思いつつ鑑賞しました。

戦後の米軍占領などにも触れていますが、復興をテーマにしているので、どちらかというと庶民のパワー、必死さと熱気を感じるような写真が多かったです。
そのため戦争企画とは言え前向きな雰囲気の企画展でした。

どこの国も発展途上中は似たような風景になるのが面白い・・。

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輪タク。

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最近読んだ水木しげるの自伝にも輪タクを貸して暮らしていたという場面がありました。
庶民の足として定着していたんでしょう。

この後車社会へ移行し、そしてまた自転車ブームが来ているわけです。
おしゃれになった輪タクが観光地などに現れたりしています。
人間というのものは賢いようなアホーなような・・^^;
未来を知りたければ歴史を振り返れとはよく言ったものです。

戦時中に定められた女性用の標準服。

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動きやすそうで意外と可愛い。
結構服飾系展示が好きなので、つい写真を撮ってしまいました。

昭和31年には既に「もはや戦後ではない」と言ってしまうほどの復興を遂げます。
有名なこの言葉が掲載された経済白書が展示されていました。

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復興スピードの速さたるや・・恐るべし。
日本人パワーに圧倒され通しの企画展でした。


常設展は何故か外国人客が多い。
皆さん熱心に見入っていました。
エキゾチックムードで面白いのかもしれないですね。

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私は最近時代小説にはまっているので、江戸の町並みに一番興味があります^^

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久しぶりに常設展もさくっと観て終了。

(2010.8.18)

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2010年8月24日

ruru (11:12)

カテゴリ:旅行・イベント

有元利夫展 天空の音楽@東京都庭園美術館

東京都庭園美術館「有元利夫展 天空の音楽」へ。
8月14日~20日は夏季夜間開館で20時まで開いています。

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こちらはお約束の狛犬さん。
ここの狛犬さんは美形なのです♪

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「夜の雰囲気が良い」とどこかで見たので、18時頃から行ったのですがまだ明るい。
暗闇に浮き上がる洋館をイメージしていたのですが、結局帰り際まで明るさが残っていて外からの眺めはそれほどではありませんでした。

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それでも館内はカーテンが引いてあることもあってか照明のもや具合も良い感じ。
赤絨毯を踏みしめながら階段を上り下りしていると夜会かなにかに来たような雰囲気です・・。

そんな夜の庭園美術館にぴったりとしか言いようのない今回の展覧会。
有元利夫の独特な幻想世界をたっぷり堪能してきました。
揺ぎ無い世界観を確立している画家ですが、38歳という若さで夭逝されています。

"浮遊はエクスタシー"の表現とのことで、多くの絵には宙に舞う花や花びら、紙風船などが描かれており、それがとても幻想的な雰囲気を作り出しています。
表現豊か過ぎる手足ははっきり描かないというのは、観る側の想像力の広がりを求めているのでしょうか。

一貫した女神像ですが、長生きされていたら時代によって変化があったのかもしれません。
若くして亡くなられたことで返って統一感がはっきりしているのでしょう。

小学生の頃にゴッホに感銘を受けて描いたという絵がありましたが、驚くほど上手です。
それでも藝大は5度受験とは・・。

思っていたよりも展示数も多く充実した展覧会でした。
次の香水瓶も面白そう。
こちらも庭園美術館にぴったりな企画になっていそうです。

(2010.8.17)

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2010年8月20日

ruru (18:35)

カテゴリ:旅行・イベント

私を見て!ヌードのポートレイト@東京都写真美術館

山種美術館から恵比寿ガーデンプレイスへ移動。
東京都写真美術館で「私を見て!ヌードのポートレイト」を鑑賞しました。

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ここは同時並行で色々な展覧会が催されているのですが、ぐるっとパス2010の対象で無料になるのはこのヌードのポートレイトのみ。
他の展覧会も気になりますが、「すごく見たい!」という程ではなかったのでスルーしました。
1Fの映画がとても混雑していましたね。

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150点ほどひたすらヌードを見ました。
被写体は若い女性だけでなく老若男女です。
身一つあれば小道具を使ったものもあり、一人はもちろん複数ヌードもあり、自然な写真から作りこまれたものまで色々です。

エロティックなものというよりはやはり芸術的な印象です。
表現と言うのは本当に色々あるものだなあ・・。
私は女ですが、やはり若い女性の美しいヌードが一番綺麗だと思いました^^

ほとんどがモノクロ写真です。
赤裸々になり過ぎないところが良いんですよね。
技術的なことは相変わらずわかりませんが、なかなか見ごたえがあって面白かったです。

(2010.8.17)

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江戸絵画への視線@山種美術館

山種美術館開館記念特別展Ⅵとして「江戸絵画への視線」が開催中です。
ポスターは岩佐又兵衛「官女観観菊図」。

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岩佐又兵衛の作品が色々見れるかなと思いましたが、又兵衛の作品はこの1点だけだったようです。
ちょっと残念。

思っていたよりも酒井抱一の作品が充実しています。
他は俵屋宗達・鈴木其一・池大雅などなど。

前回の浮世絵と違い屏風や掛け軸の展示が多いせいか人の動きもスムーズでノンストレスで鑑賞することができました。
平日だったこともあって物静かな雰囲気で落ち着く!

私が良かったと思った一つは椿椿山「久能山真景図」。
なんだろう。
景色を写生したような絵(真景図なので当然だけど^^;)なんだけど奥行きと人物配置などの構図が良いんですよねえ。

あとは速水御舟の「名樹散椿」。
山種はホント良い作品ををたくさん持っています。
この作品は山種グッズになっていますね。
本物は息も止まるような素晴らしさです。。

暑い中坂道を登るのはぐったりしますが、9月5日までなので何とか頑張って鑑賞しに行って欲しい展覧会の一つです。

(2010.8.17)

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ruru (15:06)

カテゴリ:旅行・イベント

ハワイアンロミロミ@クイーンズウェイ

突発的にマッサージがしたくなって検索。
地元のクイーンズウェイにハワイアンロミロミメニューがあることを知ったので早速電話しました。
30分後に予約できたのですっぴんのままぷらっと行って来ました^^v

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クイーンズウェイはリフレクソロジーのチェーン店ですが、お店によってはロミロミのようなオイルマッサージメニューもあるようです。

プルメリア・コースというたっぷり105分のコースを選択。
とにかく体が重かったのでお値段関係なしっ。

ぷらっと立ち寄るようなお店なので専門店のような特色はないですが、個室だしそれなりに落ち着けます。
まあハワイアンムードは皆無ですけどね・・。

それでも施術者さんが良かったのか極楽気分でうっとり、リラックスできました。

私としては結構贅沢したって感じなのですが、近所でこれだけ癒されるならリピートしても良いかなと思いました。
ホテルエステなんかも気分が上がるけれど、徒歩5分はやっぱり楽です*^^*


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2010年8月17日

ruru (02:01)

カテゴリ:美容と健康

マン・レイ展 知られざる創作の秘密@国立新美術館

オルセー美術館展でごった返す国立新美術館へ「マン・レイ展 知られざる創作の秘密」を観に行ってきました!
実はとても楽しみにしていてかなり前に前売り券をゲットしていたのです♪

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オルセー展は圧死しそうな行列を経て何重にもなって鑑賞するようでしたが、マン・レイ展はすいすいっと入場!くるくるっと鑑賞!ですよ(笑)

さて展示の方は、時系列順ではあるのですが彼が過ごした地方毎にまとめてありました。

ニューヨーク(生誕~31歳) 

パリ(31~50歳) 

ロサンゼルス(50~61歳) 

再びパリ(60~86歳)

といった具合です。
画家志望の若者から職業写真家へ、職業写真家から芸術写真家へ、そして真の芸術家へと変貌を遂げていった彼の人生がここに表されています。

写真だけでなく絵画やドローイングも結構ありました。
絵画を撮影した写真が結構あるのはややこしい。。

著名人たちのポートレイトも価値があって面白いですが、やはり芸術作品としての写真が良いですね。
マン・レイが映した著名人は山ほどいますが、特にピカソっていうのが如何にも合うなあという印象です。
オブジェなどは奇想天外なものもありますが、高い芸術性を感じることができますね。

最後に妻のジュリエットがマン・レイについて語る映像が映し出されているのですが、これがとても面白かったです。
おばあさんになったジュリエットですが、さすがマン・レイの妻という出で立ちとトークです^^
「再び共に」って墓銘も素敵。

画家になれず挫折したところから彼の芸術家人生は始まっていますが、晩年及び現在の高い評価にはきっと満足できたのではないでしょうか。
感性が揺さぶられる作品展でした。

そうそう。
ミュージアムグッズは「どこで使うのさ?」と思うような物が多いのですが、マン・レイのデザインは洗練されているのでグッズもなかなか素敵な物が多かったです。

(2010.8.13)

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2010年8月16日

ruru (23:47)

カテゴリ:旅行・イベント

岡本太郎壁画『明日の神話』@渋谷駅

友人に教えてもらい、岡本太郎のパブリックアートを写真撮影。
岡本敏子さんがメキシコで発見したという巨大壁画『明日の神話』です。

渋谷マークシティ入口のところにどかんと展示されていました。
確かに一時期この壁画についてのニュースをアレコレ見ましたが、その後どうなったのか気にしていませんでした。
まさかこんなところに落ち着いていたとは・・。

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とにかく迫力があります!

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タイトルプレートのQRコードを読み取って解説を見ることもできます。
ううむ。
最近のパブリックアートはすごいなあ。

原爆を描いたこの壁画。
今の時期に見たのも何かの縁かもしれません。
地上を焼き尽くす炎なのか激しい怒りの炎なのか・・。

すごい絵だと思いますが・・これをホテルのロビーに飾る予定だったというのは若干謎ですw

(2010.8.10)

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2010年8月13日

ruru (22:55)

カテゴリ:日記・所感

浮世絵動物園@太田記念美術館

表参道にある太田記念美術館へ行ってきました。
近くを何度も通ったことはあったのですが、中に入るのは初めてです。
今更ですが初体験^^;

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太田記念美術館は毎月展示が変わりますが、8月は「浮世絵動物園」です。

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夏休みの子供向けなのか動物にスポットを当てた展示でした。
お子様もちらほらいましたが、外国人の方が多かったかも。
場所が良いからねえ。。

チラシでは動物だけが切り抜かれて使われていたのですが、実際は作品の中の脇役であることが多く、探すのもまた一つの楽しみ。

ペットとして描かれているものも多くありますが、擬人化した作品も多く漫画的で面白かったです!
鳥獣戯画っぽい。。

動物を使って風刺画を描いたり、幕府の禁令への皮肉で顔だけ動物に付け替えたりと江戸っ子の粋を感じます。

虎やら象やらワニやらの舶来動物は見世物小屋で見ただけなのか、伝聞のみで描いたのか・・おかしげな様相をしているのもご愛嬌。

それほど混んでもいなかったし展示数は多くないのですが、鑑賞には結構時間がかかりました。
どうしても浮世絵はまじまじと眺めてしまうので仕方ないですね^^
絵として鑑賞するのはもちろんですが、江戸の生活に思いを馳せるのがまた楽しいのです♪

(2010.8.10)


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ruru (22:38)

カテゴリ:旅行・イベント

カポディモンテ美術館展@国立西洋美術館

藝大美術館のシャガール展の後は西洋美術館で開催中の「ナポリ・宮廷と美 カポディモンテ美術館展 ルネサンスからバロックまで」(←長い・・)へ移動。

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何日か前にテレビでこの展覧会の特集番組を放映していたので混み合っているかと思いましたがガラガラでした・・。

さすが老舗の国立美術館というべきでしょうか。
入口の解説VTRやパンフレットなどが見やすいです。

宗教色が強い時代なので好みは分かれそうですが、見ごたえのある展覧会でした。

私としてはエル・グレコの「燃え木でロウソクを灯す少年」が一番良かった!
光の陰影が素晴らしくて見とれてしまいました。

下は看板にもなっていたグイド・レーニ「アタランテとヒッポメネス」。
こちらもかなりの大作で素晴らしかったです。
元となっている神話は解せない内容でしたが^^;肉体美と躍動感に惹きつけられます。

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聖書や神話を理解していたらもっと面白いのかもしれないですが、ここはただ単純に絵画として観て回りました。

大体いつもそんなことを当日会場で思うのですが、また忘れてぼんやりと展覧会へ出かけていく繰り返しww

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全体的にはルネサンスよりもバロック寄りな気がしました。
これぞイタリアだな~と心底感じられます。

番外編。
ここへ来るとつい注目してしまうロダンの地獄の門。
修復していたみたいですね?
ここは外なので通りがかりでも見れるのが嬉しい♪

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(2010.8.4)

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2010年8月 8日

ruru (18:53) | コメント(2)

カテゴリ:旅行・イベント

シャガール ロシア・アヴァンギャルドとの出会い@東京藝術大学大学美術館

ポンピドーから来ているシャガール展へ。
藝大美術館にて開催中です。

猛暑の中上野公園を突っ切りましたが、木陰が多くて意外と涼しい!
やっぱり暑いのはコンクリのせいか・・。

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シャガール展と言っても、正確には
「シャガール ロシア・アヴァンギャルドとの出会い 交錯する夢と前衛」
となっていて、カンディンスキー・マレーヴィチなど他の作家の作品も多数展示されていました。

シャガールが設立した美術学校ではマレーヴィチのカリスマ性に生徒を総取りされたというエピソードが紹介されていましたが・・マレーヴィチとシャガールなら絶対的にシャガールの方が好きなんだけどなあ。
ロシア・アヴァンギャルドという流れの中では主要人物ではなかったからでしょうか。

シャガールは自分たち夫婦を絵に取り込んだりしていますが、ただ鑑賞する分には愛に溢れた幸せな絵とも思えない(笑)
描きたくて仕方がない気持ちは伝わってきますが、色彩と言い筆タッチと言い温かい絵とは言いがたい気がします。
でも闇を感じることもなく落ち着いた心で鑑賞できるんですよね。
幻想的で魅力的です、ホント。

今回の目玉の一つは歌劇「魔笛」の舞台美術シリーズも見ごたえありました。
衣装デザイン、舞台美術など多数のスケッチと一緒に実際の舞台写真の展示もありましたが、シャガールはこの上なく舞台美術に向いている!
写真が白黒だったのは残念。
衣装とか良く見たかったけど仕方無いか。

シャガール独特の不思議な世界を堪能できます。
ほどほどの混雑ぶりで落ち着いて観ることができて大満足でした♪

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(2010.8.4)

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ruru (17:39)

カテゴリ:旅行・イベント

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