2011年4月アーカイブ

フェルメール《地理学者》とオランダ・フランドル絵画展@Bunkamuraミュージアム

山種美術館で「ボストン美術館浮世絵名品展」を観た後、渋谷文化村へ徒歩移動。
こちらでは「フェルメール《地理学者》とオランダ・フランドル絵画展」を開催中です。

いつもは平日19時・金土21時まで開館しているBunkamuraミュージアムですが、地震の影響で今は17時閉館となっているので要注意。

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フェルメールの「地理学者」は東京初上陸らしいです。
道具は意図的に配置されていて大航海時代を感じさせる地理学者をモチーフにしています。
ガウンは日本の着物の影響だそう。
確かにロングちゃんちゃんこみたいなガウン^^;

「う~ん。これがかの有名な"地理学者"かあ・・」と感慨深いものがありました。
他のお客さんもこちらに集まって釘付け状態でした。

しかしフェルメールはこの1点だけで、あとは同時代の画家たちの作品展です。
まあ作品数少ないし当然と言えば当然ですよね^^;;

でもレンブラントの肖像画が1点ありました!
先日上野でレンブラント展を見てきたばかりだけれど、何となく嬉しい♪
歴史画と寓意画、肖像画、風俗画、静物画、風景画などバランスの良い展示でした。

Bunkamuraらしいメジャーとマイナーの狭間のような展覧会^^;
いつも結構空いているイメージですが、今回はまあまあ人がいました。
「地理学者」目当てだったんでしょうか。
落ち着く美術館で好きな美術館の一つです。
外に出ると一気に騒々しい渋谷ですが。。


(2011.3.31)

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2011年4月 6日

ruru (18:47)

カテゴリ:旅行・イベント

ボストン美術館浮世絵名品展@山種美術館

山種美術館では「ボストン美術館浮世絵名品展」が開催中です。
地震後休館があったからか、なんと開催期間の4月17日まで無休だそうです!

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思ったよりは人がいましたが、特に待つこともなくゆっくり鑑賞することができました。
でもその後TVで取り扱ったりしていたので今はもっと混んでいるかも・・。

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今回イヤホンガイドは市川亀治郎さん。
浮世絵収集でも有名だし、歌舞伎の役者絵も多数あるわけですから適役ですね♪

展覧会は

第1章:鳥居清長
第2章:喜多川歌麿
第3章:東洲斎写楽
第4章:勝川勝章・鳥文斎栄之・歌川豊国など
第5章:版本と肉筆画

の構成。

絵師ごとになっていて観やすいです。
時代も追えるし。

歌麿が一番多かったようですが、写楽もたっぷり鑑賞できました。
写楽といえば東博での展覧会が延期になってますねぇ。。
こちらも楽しみなんですが。

色彩鮮やかなまま残っているのが感動です。
素晴らしいコレクション。

浮世絵が海外に流出していったことを残念に思っていましたが、だからこそこうやって残っていたのかもしれないと思いました。
収集家の方々に感謝ですね。

しかし写楽の抜きん出た個性は一体どうなっているのか。
そりゃあいつまでも研究が絶えないはずです。



(2011.3.31)

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2011年4月 4日

ruru (18:42)

カテゴリ:旅行・イベント

レンブラント 光の探求/闇の誘惑@国立西洋美術館

国立西洋美術館の「レンブラント 光の探求/闇の誘惑」。
本来なら3月12日からの開催でしたが、11日に東日本大震災が起こり延期になっていました。

そもそも西洋美術館の建物は古いし、しばらく休館かなあと思っていたんですが、2週間遅れで26日から開催されたので早速出かけてきました。

週末にも関わらず相変わらず人の少ない上野公園。

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大分前からあった看板。
やっと開催です♪

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館内は自分の甘さを後悔したくなるほどの大混雑^^;
皆そんなに開催を待ちわびていたんでしょうか!?

近づいてその繊細な描写を見たくなるような小品の版画が多く展示されているので、進みが遅いのも混雑の原因かもしれません。
葉書サイズ程の版画を3列目辺りから目を細めて眺めてみても、さっぱり何が描かれているのかわかりません^^;
よって結局のそりのそりと進む1列目に並ぶことになるわけです。

デューラーの時も同様だったような。
あの時も繊細な描写に感動させられましたが、今回もすごい。

白黒版画の中で光と影を見事に表現されています。
紙によって印象が変わるのは版画の面白さですね。
レンブラントが和紙も使っていたなんて・・。

同じモチーフで数点あるものもありますが、とにかく作品数の多さに驚きました。
これはレンブラントファンにはたまらないでしょう。

貝殻の版画って基本モチーフなんでしょうか。
浜口陽三の作品にそっくりなのがあったような・・。

ほとんどが版画ですが、油彩もあります。
肖像画が多いですが、やはりフランスやイタリアとは違うオランダ人の風貌が独特な印象。
版画は版画で緻密な描画を楽しむことができますが、やっぱりレンブラントの光の明暗の美しさは油彩の方が素敵ですね。

じっくり3時間近くかかって鑑賞。
閉館時間が16時までとなっていたので、最後は追い出されるように西洋美術館を後にしました*^^*


(2011.3.26)

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VOCA展2011@上野の森美術館

震災後・・・テレビやインターネットから知り得る被災地の状況に涙して暮らしていましたが、どうにもこうにも胸がふさがってたまらない気持ちに耐えられなくなり・・・休止が相次ぐ美術展の中で開催を決行している展覧会を探しました。

そうすると前々からチケットを買ってあったVOCA展はやっているというじゃあないですか!
「よし。被災者の方には申し訳ないけれど、私の心の健康のために行ってしまおう!!」と3月19日に出かけてきました。

他の美術館・博物館はもちろん上野動物園まで閉鎖されていたので、上野の森は週末とは思えないほど閑散としていました。
入り口で募金を呼びかける声だけが響きます。。


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これではVOCA展もガラガラかなあと思いましたが、館内にはまあまあお客さんがいました。
こんな時にも(だからこそ?)アートを求める同志たちよ~と心の中で喝采しながら鑑賞。

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VOCA(ヴォーカ)展は40歳以下の作家のみの展覧会です。
副題は「現代美術の展望ー新しい平面の作家たち」。

現代美術は激しく心惹かれるか意味不明なまま終わるか・・私にとっては極端な印象を持つ芸術ですが、今回は気分が落ち込んでいたこともあってか若手作家さんたちのパワーに元気をもらう事ができてとても心が高揚した展覧会でした。
不思議な世界観も別世界へ行けるようで心地良かったです。

でも同時開催の『日野之彦ーそこにあるもの』はちょっと怖かった・・^^;

全く関係のないテーマの絵画を見ても、ふとしたところから地震を思い出してしまうこともありましたが、美術館に出かけたことでリフレッシュすることができました。

こんな時こそ芸術・音楽!そして私の場合は花を見ると安らぐかなあ。
私が落ち込んで暮らしていても全く復興の役には立たないので・・心身共に健康でいられるよう心配りをし、いざ役立てそうな時に備えようと思います。



(2011.3.19)

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