2013年5月アーカイブ

山口晃展 老若男女ご覧あれ@そごう美術館

横浜に出かけるのに合わせてそごう美術館で「山口晃展 老若男女ご覧あれ」(既に終了)を観てきました。


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日本画なのか漫画なのか。
現代なのか過去なのか。
ユーモアと風刺溢れる細密描写が魅力の山口晃。

とにかくおかしい。
とにかく細かい^^;

"老若男女ご覧あれ"と銘打っていますが、客層は正に老若男女と幅広い。
皆顔を近づけては熱心に人物や細かい筆致を確認していました。

意外な登場人物が多く、遊び心に富んだ作品につい笑ってしまう楽しい展覧会です。
一つ一つ真剣に観ていたらあっという間に時間が経ってしまいました。


「山愚痴屋澱エンナーレ」第4回展も同時開催。
こちらは一人で色々な現代アート作品を出品したお遊び的な企画です。

映像作品やら書道やらよくもまあ遊びつくしたなあという感じ。

《サウンドロゴ》が笑えて面白かった!
本当に使えるかも!?


ドナルド・キーン『私と20世紀のクロニクル』の挿絵全点も展示されています。
これこそ漫画っぽいですね。

こちらは挿絵もさることながら本の内容にも興味が沸いたので是非読んでみたくなりました。



ぎりぎり最終日前日に観に行くことができて良かったです。

(2013.5.18)


「山口晃展 老若男女ご覧あれ」
■会場:そごう美術館(神奈川県横浜市)
■会期:2013年4月20日(土)~5月19日(日)
■休館日:なし
■開館時間:午前10時~午後8時

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2013年5月26日

ruru (11:40)

カテゴリ:旅行・イベント美術館・博物館鑑賞

梅佳代展UMEKAYO@東京オペラシティアートギャラリー

東京オペラシティアートギャラリーで写真家梅佳代の大々的な個展が開催されています。


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独特の視点で切り取るスナップ写真が魅力的な梅佳代。

特別ファンではないけれど、たまにいいなと思う写真があります。
よくこんな瞬間を捉えたなあという写真にくすりと笑ったり、被写体への愛を感じて気持ちがほぐれたり。


今回は10代の頃の"女子中学生シリーズ"から故郷で撮った"能登"、祖父を写し続けた"じいちゃんさま"などいくつかのテーマの写真が展示されていました。

"男子"が面白かったかな。
何故皆白目なのか・・でも大体そうなるのは何だかわかる。
くだらなくてパワフルなところが良いです^^b
この子達も今はすっかり大人なんだろうなと思うとおかしい。


オペラシティアートギャラリーの会場いっぱいを使っての写真展覧会は、巨大パネルあり、小部屋での小写真鑑賞ありとそれなりのこだわりがある展示となっています。

今回私が疑問に思ったのは、あんな巨大パネルで観る写真かなあ?ということ。
数メートルの大きさに引き伸ばして観る必要はないのではないでしょうか。

入口入ってすぐから天上までの巨大パネルで女子中学生のパンツを観るとか、何の狙いか(狙っているんでしょうが)個人的には良いと思えなかった。

もっと素朴なスナップ写真を活かす展示があるんじゃないかなあ。

昨年同じ会場で開催された「篠山紀信展」は、大きく引き伸ばされたパネル展示が写真の魅力を何倍にも伝えていて足を運んで良かったと思いましたが、今回は逆。
写真集で十分な気になりました。

梅佳代の写真にこういう派手な展示手法は合わないのでは。
あくまで個人的な感想ですが。

(2013.5.15)


「梅佳代展UMEKAYO」
■会場:東京オペラシティアートギャラリー(東京都新宿区)
■会期:2013年4月13日(土)~6月23日(日)
■休館日:月曜日
■開館時間:午前11時~午後7時(金・土は午後8時まで)

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オディロン・ルドン 夢の起源@損保ジャパン東郷青児美術館

新宿の損保ジャパン東郷青児美術館では「オディロン・ルドン 夢の起源」が開催中です。
ルドンは割と好きな画家なので開催前からチェックしていたのですが、やっと行くことができました!


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今回は国内最大のルドン・コレクションを所蔵する岐阜県美術館の作品を中心に、黒の時代から色彩豊かな時代の作品まで幅広く展示されています。

木炭画や版画などお馴染みの黒の世界と色を持ってからの美しい油彩画。
バラエティ豊かで出品数も多い展覧会でしたが、何だろう・・全体的には地味な印象でした。
平坦な展示だったからでしょうか・・。

昨年開催された三菱一号館美術館の「ルドンとその周辺ー夢みる世紀末」の方が刺激があって良かった気がします。
まああれはかなり派手でしたからね。

芸術鑑賞はその時の気分もあるので何とも言えませんが、あまり興奮がなかったのが残念。

それでもルドンとその周辺画家の作品展は好きな人なら嬉しい企画。
150点も出品されているので見ごたえはあります。

有名な『蜘蛛』や美しい花の絵などルドンを堪能できることは確かです。

一番印象に残ったのは『聖母』。
亡くなった時イーゼルに載っていた未完の作品だそうです。
柔らかな印象の絵画で、戦争に行った息子の無事を祈って描かれたとのこと。
空白も多く確かに未完なのですが、込められた思いやルドンの最期に思いを馳せることで一つの作品として完成されているような気持ちにさせられました。


(2013.5.15)


「オディロン・ルドン 夢の起源」
■会場:損保ジャパン東郷青児美術館(東京都新宿区)
■会期:2013年4月20日(土)~6月23日(日)
■休館日:月曜日
■開館時間:午前10時~午後6時

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牧野邦夫ー写実の精髄ー展@練馬区立美術館

練馬区立美術館で開催中の「牧野邦夫ー写実の精髄ー展」へ行ってきました。


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うちからだと結構遠いのですが、練馬は良い企画をやるのでたまに頑張って出かけます。
ぐるっとパスに含まれるようになったのでその点は行きやすくなったかも。


さて、牧野邦夫は大正から昭和に生きた洋画家だそうです。
今回初めて作品を観て強烈な個性に強い刺激を受けました。


写実なのに幻想的。
独自の世界を貫き通した意思の強さと絵画にかける執念に圧倒されます。

決して明るい作風ではないけれどネガティブさは一切なくてとにかく力強い。
精細な筆遣いに魅入ってしまいます。


幻想的な作品が印象的ですが、肖像画もたくさんありました。
自画像も随分あります。
自画像を観るとレンブラントを敬愛していたというのがよくわかります。


主張が強い作品ばかりなので美術館内の空気がかなり濃厚でした^^;

不思議なのは、美術館から出た後もじわじわと思い出されていつまでも牧野ワールドに支配されているような気分になったこと。
思い出しながらこの記事を書いている今もまた美術館に引き寄せられているような感覚になります。。

(2013.5.15)


「牧野邦夫ー写実の精髄ー展」
■会場:練馬区立美術館(東京都練馬区)
■会期:2013年4月14日(日)~6月2日(日)
■休館日:月曜日
■開館時間:午前10時~午後6時

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柿葺落五月大歌舞伎@歌舞伎座

新歌舞伎座にて柿葺落五月大歌舞伎を鑑賞。

今月は玉三郎目当てで第三部にしました。
本当は全部観たいけれど予算の都合により一回だけ。。

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一、梶原平三誉石切(かじわらへいぞうほまれのいしきり)
鶴ヶ岡八幡社頭の場

梶原平三景時 吉右衛門
梢 芝雀
俣野五郎景久 又五郎
奴萬平 錦之助
山口十郎 歌昇
川島八平 種之助
岡崎将監 米吉
森村兵衛 隼人
剣菱呑助 彌十郎
六郎太夫 歌六
大庭三郎景親 菊五郎


二、京鹿子娘二人道成寺(きょうかのこむすめににんどうじょうじ)
道行より鐘入りまで

白拍子花子 玉三郎
白拍子花子 菊之助
所化 團蔵
同  権十郎
同  宗之助
同  萬太郎
同  巳之助
同  尾上右近
同  米吉
同  廣松
同  隼人
同  虎之介

「梶原平三誉石切」の大庭三郎役は団十郎だったのですが、菊五郎に変更になりました。
源平系の話は感情移入しにくくどうも苦手なのですが、緊張感ありお涙あり笑いありと濃厚なストーリーで結構楽しめました。

豪華な配役なのでとても贅沢な気分になれます。
吉右衛門の存在感はさることながら、歌六の活躍が心に残りました。


「京鹿子娘二人道成寺」は、玉三郎と菊之助二人が白拍子花子を演じます。

これがもう美しいの何のって!!!!!

玉三郎の美しさはやはり別格です。
所作の全てにため息が出てしまう。

二人で演じては力の差が目立つのでは?と心配だった菊之助も引けを取らず。
そりゃあ少々硬さがあるけれど、堂々たるものです。
素晴らしい。

私を含め観客からは「おお・・!」とか「きれい!」とか自然と声が上がっていました^^;

衣装も美しく華やかな舞台は現実から遠く離れた別世界。
1時間強の舞踏で演じる方は大変だと思いますが、夢中で観ていたらあっという間に終わってしまいました。

あまり歌舞伎を観ない母も大興奮で喜んでくれて良い母の日になりました♪


(2013.5.12)

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2013年5月25日

ruru (23:45) | コメント(2)

カテゴリ:旅行・イベントコンサート・芸術鑑賞

松下幸之助と伝統工芸@汐留ミュージアム

汐留ミュージアムで開催中の「松下幸之助と伝統工芸」へ行ってきました。
開館10周年記念特別展で、松下幸之助ゆかりの工芸作品を集めた展覧会です。


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茶道から入り、国内の工芸に興味を持ったという松下幸之助。

北大路魯山人、河井寛次郎、富本憲吉、濱田庄司、三輪休和等の陶芸作品や森口邦彦らの着物、黒田辰秋の家具など幅広い作品が出品されています。

私が好きな音丸耕堂の漆器や鹿児島寿蔵の紙塑人形などもありました♪

17世紀の楽焼茶碗などもありますが、ほとんどは20世紀後半の工芸家の作品です。
松下幸之助が同時代の工芸家を応援していたことがよくわかります。
当時の人間国宝たちと一緒に写った写真などもありました。

工芸品だからか結構空いていてマイペースに楽しむことができて良かった!

写真や肉声が聴ける展示などもあるのが面白かったです。
松下さん、今パナソニックは大変ですよ・・とつぶやきながら拝見しました^^;


8月までと開催期間が長いのですが、入れ替えが多いので要注意です。


「松下幸之助と伝統工芸」
■会場:汐留ミュージアム(東京都港区)
■会期:2013年4月13日(土)~8月25日(日)
■休館日:水曜日
■開館時間:午前10時~午後6時


その後歩いて銀座へ。

閉店してしまう銀座松坂屋の屋上。
昔ながらの屋上遊園地などがあります。
なくなってしまうのは寂しいですね。


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(2013.5.12)

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ライブイマージュ13@川口リリアホール

久しぶりのライブイマージュ。

もう13年もやっているのですね。
すごい!

今回は初めて川口総合文化センターリリアメインホールへ。


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随分メンバーも変わって・・。
加古さんが抜けるなんて(゚Д゚)

初出演は高嶋ちさ子とピアノジャック。
2組とも生で聴くのは初めてでした。


第1部はまったりとゴンチチで始まり、NAOTO、小松亮太、高嶋ちさ子。
やはりゴンチチはいいなあ。。

高嶋ちさ子はおしゃべりがお好き?
芸人さん並のしゃべりで会場を笑わせていました。

第2部はピアノジャックから。
ピアノとカホンの二人組で、イマージュにしてはアップテンポなんだけど迫力があって良かった!
組み合わせの妙ですね。

で、おしとやかに宮本笑里、安定の羽毛田丈史ときて最後は葉加瀬太郎で盛り上がる、といういつもの流れ。

アンコールも濃くて充実のライブでした。

かなり時間が押していたみたいだけど、その後のライブは修正きいたのかな?;


見難いですが曲目。


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少しずつメンバーチェンジがあるのも楽しいのかも。

川口意外と近かったなあ。

国際フォーラムは広過ぎるしトイレが不便だから川口の方が良いかもしれない^^;


(2013.4.27)

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2013年5月12日

ruru (00:06)

カテゴリ:旅行・イベントコンサート・芸術鑑賞

たまもの@埼玉県立近代美術館

珍しく埼玉の方へ用事があったので、埼玉県立近代美術館の大コレクション展「たまもの」を観てきました。


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かなり大規模な収蔵作品展で、HPには「出品作品は目標1,000点!」とあります。
実際観てきてリストももらいましたが、あまりの多さに結局何点出品されていたのかよくわからず・・。

とにかくすごい量で、エントランスやロッカーの中まで利用して館内全てが展覧会場のようになっていました。

外も例外でなく。


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バラエティ豊かな展示ですが、テーマ別になっているので思っていたよりもまとまりがあって観やすかったです。
日本の洋画家が多いかな?

埼玉ゆかりの画家の作品が集まっているのは良いですよね。
千葉はどうなっているのか。。

瑛九の作品数も多いです。
以前の展覧会に来られなくて残念だったのですが、これで少し満足しました。


常設の「MOMASコレクション」も豪華です。
小茂田青樹の作品が幻想的で気になりました。
う~ん、動物の表情がどうかしてるんですが。


お天気も良いGW。
北浦和公園にも随分人が集っていました。

これは音楽噴水。


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良いところだなあ。

(2013.4.27)
「たまもの 埼玉県立近代美術館大コレクション展」
■会場:埼玉県立近代美術館(埼玉県さいたま市)
■会期:2013年4月4日(木)~2013年5月19日(日)
■休館日:月曜日
■開館時間:午前10時~午後5時30分

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2013年5月11日

ruru (23:49)

カテゴリ:旅行・イベント美術館・博物館鑑賞

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