2008年12月アーカイブ

『天空の蜂』東野圭吾

天空の蜂 著者: 東野圭吾 出版社: 講談社 サイズ: 文庫 ページ数: 632p 発行年月: 1998年11月

 

自衛隊に納入予定の特殊ヘリコプターが遠隔操作で盗まれた。 ヘリコプターは原子力発電所の真上で爆薬を載せたままホバリングし続けている。 犯人は「天空の蜂」と名乗り、ヘリコプターを墜落させたくなければ日本中の原発を破壊するよう犯行声明を出してくる。 更に無人であるはずだったヘリコプターにはいたずらで乗り込んだ子供一人が乗ったままであり、政府は決断を迫られることになる。

原子力発電所の真上にとどまり続ける大型ヘリコプター。 落ちた場合どのような被害が出るのか、また犯人の要求にどこまで答えねばならないのか。

新型のヘリコプターの開発に取り組んできた男たち、原子力発電所に最後まで残り職務を全うしようとする所員たち、ヘリコプター墜落に怯え逃げ惑う住民たち、事件解決に向け現地で捜査にあたる警察官・・。 様々な人間の視点で時間軸が進んでいく。

迫力ある描写で引き込まれて一気に読んでしまった。

これは原子力発電所の存在を問う大型サスペンスである。

一番描きたかったのは事件に無関心な都会の人間だろう。 遠くで便利な生活を享受しながら原子力発電に漠然と不安を持っているだけ・・自分はまさにここに当てはまり胸が痛い。

この本はミステリーなのだが、原子力発電所の造りなどにも詳しく触れており勉強になった。 近隣の住民だけでなく、国民全体がもっと学ぶべきことがたくさんある。  

読み進めながら真保祐一の『ホワイトアウト』を思い出していたが、文庫の後書きがまさに真保さんで驚いた。主題は全く違うがどうしてもシンクロしてしまうのだ。絶対影響を受けていると思う。

読了日:2008.12.19 ★★★★★

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2008年12月31日

ruru (00:41)

カテゴリ:国内ミステリー東野 圭吾

『凍りつく心臓』ウィリアム・ケント・クルーガー

凍りつく心臓 著者: ウィリアム・ケント・クルーガー /野口百合子 出版社: 講談社 サイズ: 文庫 ページ数: 567p 発行年月: 2001年09月

 

ミネソタ州の町オーロラの権力者パラント判事の死体が自宅で発見された。 自殺に思える状況であったが、最後に訪れたはずの新聞配達の少年も行方不明になっていることに疑問を抱いた元保安官のコークが一人捜査を続行する。

極寒の地を舞台として厳しい自然を描き、アメリカ先住民との共存というナイーブな問題を軸にしたミステリー小説である。

主人公のコークは先住民の血を引きながら白人としての人生を選び、町の保安官をしていた。 しかし先住民と白人の争いから起きたある事件後にリコールされ、今は夏場観光客相手にアイスクリームなどを売る店を営みながら家族とも別居中の身である。

コークは保留地の先住民たちと交流を持ちながらも完全に仲間にはなれず、白人社会の中でも昔の事件のことで浮いた存在になっているのだが、この曖昧な立場の設定が上手い。

死んだ判事が権力者であったこと、失踪した少年が先住民であったことなどが事件の要素に上手く絡められており、白人社会と先住民社会の間を行き来するコークの捜査に面白みを与えている。

政治的な問題、田舎町の持つ閉鎖的な社会性、家族の問題など色々な状況描写が物語に厚みを持たせており読み応えがある作品だった。 

読了日:2008.12.29 ★★★★☆

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ブログ1周年

本日でこの「ruruの読書ノート」は1周年です。

昨年の年末休みにふと始めた当ブログ。

最初は読書備忘録として3行程度でメモしていこうと思い適当に書いていましたが、色々な方から(時には作者の方まで!)コメントをいただくようになり、「これは真面目に書かねば~(汗)」と思うようになりました。

ネットで公開しているのだから当たり前ですが、誰も見ないと思っていたんですよね、最初は。

最近は本の購入を検討されている方への参考になればと思いながら、できるだけネタバレしないようにかつ更新に息切れしないように簡潔に感想を書くように心がけているつもりですが、なかなか難しいですね。

 

このブログを始めて「実はあまり本を読んでいない」ことと「文章力が無い」ことに気付かされました(苦笑)

また今年は仕事が忙しかったせいか読書が完全娯楽に走っていたこともよくわかり、読書記録をつけたことで自分の1年を振り返ることができるのも興味深いです。(忙しかった月はほとんど本を読んでいないですし)

「読む本はその時の精神状態を表す」で、ただの読書記録でも心理的な日記になっているのがよくわかります。

読書は本当におもしろいです。

 

他の方の読書ブログを見ると、今年のマイベストを書いている方が多いので私も。

私の2008年の1冊は久しぶりに「この作家はすごい!」と熱くなった帚木 蓬生先生と出会えた『閉鎖病棟』にしたいと思います。

2009年に出会える本はどんな本なのか今からわくわくします!

 

ブログに遊びに来てくださる方、コメントしてくださる方、本当にありがとうございます。 途中でブログ更新が止まってしまっている方、復活を期待していますよ♪

では来年もこのブログをよろしくお願い致します。

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2008年12月30日

ruru (19:18)

カテゴリ:雑記

『ご縁の法則』松本鈴子

ご縁の法則 著者: 松本鈴子 出版社: あさ出版 サイズ: 単行本 ページ数: 166p 発行年月: 2008年10月

 

錦&銀座のクラブママで実業家でもある著者が教える「人・お金・仕事・恋愛・健康・人生」との良縁の法則。 

「ご縁」という言い方をしているが人や自分の夢の引き寄せ方、付き合い方などを書いた本である。

人にしろ健康にしろ、大切に心配りをし前向きに努力をすること。 常にポジティブであることが知らない間に求めるものを引き寄せている。 どうしても前向きになれなければとにかく動いてみる。

当たり前のことを再確認する本。

読了日:2008.12.27 ★★☆☆☆

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ruru (17:11)

カテゴリ:ビジネス・自己啓発

『名もなき毒』宮部みゆき

名もなき毒 著者: 宮部みゆき 出版社: 幻冬舎 サイズ: 単行本 ページ数: 489p 発行年月: 2006年08月

『誰か』の続編。 犬の散歩中コンビニで購入した烏龍茶を飲んだ老人が路上で毒死し、世間を騒がせている無差別殺人4人目の犠牲者ではないかと発表される。社内の困りごとを調査中だった杉村は、ふとしたきっかけで老人の孫娘と知り合い事件に関わるようになっていくのだが・・。4件の殺人は全て同一犯によるものなのか、動機はどこにあるのか?

土壌汚染、身勝手なアルバイト、突然家族を奪われた遺族、死期間近な探偵、と様々な伏線と多くの登場人物たちが交差しながらのストーリー展開はさすが宮部みゆきである。

『誰か』同様ミステリーの面白さよりも人間心理を追求している作品。

人の命を奪うのは毒物ではなく、心の中に潜む「名もなき毒」。

杉村の朴訥したキャラクターが良いのでシリーズ化して欲しい。

読了日:2008.12.27
★★★★☆


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『棟居刑事の凶縁』森村誠一

棟居刑事の凶縁

著者: 森村誠一 出版社: 角川春樹事務所 サイズ: 文庫 ページ数: 326p 発行年月: 2007年02月

 

25年前の女性の白骨死体が群馬県榛名山中で発見される。 当時学生だった銀行員立岡、医師品川、作家夏沢が轢死させ埋めた遺体である。 疎遠になっていた3人だったが、良心の呵責と不安から再び連絡を取るようになる。 そんなある日、ATMの現金補充中に立岡が強盗に殺害され関係者も次々遺体で発見される。 現代の強盗犯、過去の轢き逃げ犯たちは不思議な凶縁で結ばれ事件に関わっていくのだが・・。

最近また森村誠一を読むが、何となく読書をしたい時には最適。

時間もかからずあっさり読めるし、心に負担が無く安心して読める。 どの作品も一定のクオリティを保っているところがさすがである。

犯人や被害者たちが数珠繋ぎに繋がっていく「凶縁」が主題なのだが、さくさく読めて特に何とも無い本というのが実のところの感想だ・・。

軽いミステリーだが、犯人は意外だった。 棟居刑事にもう少し活躍して欲しかった点が残念。

読了日:2008.12.24 ★★★☆☆ 

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2008年12月26日

ruru (00:06)

カテゴリ:国内ミステリー森村 誠一

『ヒトラーの防具』 帚木蓬生

     ヒトラーの防具(上巻) ヒトラーの防具(下巻)

著者: 帚木蓬生 出版社: 新潮社 サイズ: 文庫 発行年月: 1999年05月

 

東西の壁崩壊後のベルリンで「贈ヒトラー閣下」と書かれた剣道の防具が発見された。 一緒に保管されていたノートと手紙から、武官補佐官として第二次世界大戦前後のベルリンに駐在した陸軍軍人香田光彦が見たドイツの戦争を描き出す。

1938年、父親がドイツ人・母親が日本人というハーフの軍人香田光彦が通訳としてベルリンの武官事務所へ赴任する。

渡独直後はヒトラーに傾倒していた香田だったが、ミュンヘンの精神病院で医師として患者のためにナチスに反抗を続ける兄雅彦の影響、下宿の主人夫婦ら一般市民との交流やユダヤ人女性との恋愛を通し、冷静な目でドイツと日本の戦争を見るようになっていく。

ヒトラーとも言葉を交わす機会を持ち日本の外交戦略に関わりながらも、ドイツ人夫婦のアパートに暮らし一般市民としてもドイツに馴染んでいく香田の立ち位置が興味深い。

香田は、同盟国の日本人としてヒトラーから信頼を受けながらもナチスに反発を感じるドイツ人でもあり、職務を全うする軍人でありながら戦争を憂いユダヤ人女性を愛するただの男なのである。

この作品は荒々しく悲惨な描写が続くような戦争小説ではない。 淡々と戦時下での人間を描いたヒューマニズム小説であるところが帚木流なのだと思う。

ドイツが舞台のため具体的な日本本国の戦争描写にはあまり触れられていないが、危うい道を進むドイツと心中していく過程がよくわかる。

母の国日本で軍事教育を受けながら、父の国ドイツで愛を知り戦争の渦中を生きた香田の運命の物語はノンストップで読ませる力作だ。

ただあまりにも「まともな」登場人物ばかりに感じる。 密告も裏切りも一切無く、香田が接する人物は皆一様に戦争とナチスを冷静に分析する良心的な人間ばかりだ。

人間の美しさに焦点を当てるのが帚木氏の作品の素晴らしいところであり好きなところでもあるのだが、小説としてやや物足りなく感じる部分でもある。

美しさと醜さが同居するのが本来の人間の姿であり、ましてや戦時下でのあらゆる強風にあおられず自分を保ち続けることは、理想ではあるが現実ではないような気がして一歩引いて読んでしまったのは私だけだろうか?

読了日:2008.12.23 ★★★★☆

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2008年12月25日

ruru (23:26)

カテゴリ:国内ミステリー帚木 蓬生(ミステリー)

『理系の人々』よしたに

理系の人々 著者: よしたに  出版社: 中経出版  サイズ: 単行本 ページ数: 175p 発行年月: 2008年10月

『ぼく、オタリーマン』作者による理系人間自虐漫画。

結構この人の笑いが好き。

思い切り文系の自分にも当てはまるところが色々あったけれど、イメージ通りの理系人間が描かれていて笑える。

読了日:2008.12.20 ★★★★☆

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ちなみに『ぼく、オタリーマン』も全巻持っているが面白いのでオススメ。 

ぼく、オタリーマン。

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2008年12月24日

ruru (00:10)

カテゴリ:漫画

『ハイヒール・マジック』マダム由美子

ハイヒール・マジック 著者: マダム由美子  出版社: 講談社  サイズ: 単行本 ページ数: 111p 発行年月: 2008年09月

 

ハイヒールは足に悪いは間違い。 ハイヒールを履いて美しくなるための本。 

足が痛くなるので最近はヒールの低い靴しか履いていなかったが、履き方・歩き方を直せばストレスレスで美しく履きこなすことができる、とあったので興味を持って購入してみた。

足裏を鍛える、内股ではなく外向きにつま先から着地する歩き方の説明など読んでいるとまたハイヒールを履こうと思えてくる1冊だった。

また、モデルがあまりにも綺麗過ぎるのでもう少し一般の人をモデルにして説明してもらった方が現実感があって良かったと思う。

 

読了日:2008.12.19 ★★★☆☆

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2008年12月23日

ruru (22:21)

カテゴリ:美容・健康

『白い夏の墓標』帚木 蓬生

白い夏の墓標 (新潮文庫)  『白い夏の墓標』 (新潮文庫) 帚木 蓬生 新潮社 1983-01

肝炎ウィルス国際会議での講演のためにパリを訪れた佐伯教授は、元アメリカ陸軍微生物研究所のベルナール博士に呼び止められ、20年前に留学先のアメリカで事故死したはずの友人黒田はフランスで自殺していたと教えられる。 黒田の墓を訪ねることにした佐伯は、パリからピレネーへと旅をしながら黒田の過去と留学後の彼の人生を紐解いていくことになる。

ミステリーはどんなに素晴らしい作品でも1度読めばタネが明かされてしまいしばらく読む気にはなれないものだが、帚木氏の作品は読み終わるとすぐにまた読み返してしまう魅力がある。

ミステリーというよりは叙情的なヒューマニズム小説だからだろうか。 文章も織り成す描写もあまりに美しいのでこの世界から離れたくない衝動に駆られるのかもしれない。

パリの街・ピレネー山脈の自然描写と繊細な人物描写が堪能できる1冊。

微生物学という文学的要素から遠い題材が軸になっているにも関わらず、一貫して伝わってくるのは貧しい戦後を生きた天才科学者の生き様である。

主人公の佐伯と共に、読者である自分も自然と黒田の過去に寄り添い共感しながら読み進めることができる。 いかにも小説的なエンディングではあるが、読後感が心地よい。

直木賞候補となったらしいがあまりにもテリトリー違い。 つまらない冠がつかず良かったと本気で思う。

読了日:2008.12.20 ★★★★★

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2008年12月22日

ruru (00:29)

カテゴリ:国内ミステリー帚木 蓬生(ミステリー)

『チャイルド44』トム・ロブ・スミス

    チャイルド44(上巻)  チャイルド44(下巻) 著者: トム・ロブ・スミス /田口俊樹 出版社: 新潮社 サイズ: 文庫 発行年月: 2008年09月

スターリン体制下1950年代のソ連。 国家保安省の敏腕捜査官レオ・デミドフは、自分を敵視する部下の策略により地方の民警へと左遷される。 大きな善のためにと国に仕え多くの人間を処刑の道へ導いていたレオだったが、過去の自分・国家の保安へ疑問を持ち、猟奇的連続殺人事件の犯人を探し出すことに全力を注ぐようになる。 自らを危険に晒しながらも、少年少女44人を殺害した犯人を追い続けるアクション&冒険ミステリー。

「このミステリーがすごい!2009年海外編1位」ということで久しぶりに海外ミステリーを読んだ。

スターリン圧制の下、初めは市民を恐怖に陥れる国家保安省の権力者、中盤からは正義を貫く反体制者と変化を見せるレオ。
犯人は途中から予想がつくが、レオの過去は意外だった。

上下巻と長編であり、幾度も死線を乗り越えながら猟奇的殺人犯を追い続けるストーリーはハラハラし通しで読み応えがあった。
ミステリーでありながら舞台が旧ソ連という謎めいた面白さもある。

ただ、主人公レオが民主主義的に自己再生していくストーリーはいかにも”西”的発想。
西欧諸国で大絶賛され、リドリー・スコットとメル・ギブソンで映画化が決定しているそうだがロシアでは何と発禁本に指定されたとか。

著者が脚本家ということもあり映画仕立ての作りなので、どうしても重厚なミステリーというよりはアクション映画の原作を読んでいるという印象。

読了日:2008.12.20
★★★★☆ 

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2008年12月21日

ruru (14:40)

カテゴリ:海外ミステリーその他の作家(海外ミステリー)

『成り上がれ!』甲田英司


成り上がれ!
著者: 甲田英司
出版社: WAVE出版
サイズ: 単行本
ページ数: 182p
発行年月: 2006年02月


屋台のカキ氷屋から飲食店経営で成功し、人材投資会社CEOへ。
タイトル通り、体一つで成り上がった人生とビジネス哲学。

社長ブログでも有名だが、著書もブログのように詠み易いので誰でもすぐに読めそう。

表紙のイメージは金ぴかでイマイチだが、内容は純粋で熱い。
とにかくパワーに圧倒される。
現代にもこういう成り上がり物語があるのかと興味深く読めた。

読了日:2008.12.8
★★★★☆



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2008年12月 9日

ruru (18:55)

カテゴリ:ビジネス・自己啓発

『ダブル・フェイス(17)』細野不二彦


ダブル・フェイス(17)
著者: 細野不二彦
出版社: 小学館
サイズ: コミック
ページ数: 197p
発行年月: 2008年11月


ギャラリーフェイクの方が何倍も面白かったのだけれど、細野不二彦が好きなのでつい買い続けているシリーズ。

弱小消費者金融社員の裏の顔は負債と思われる人物への制裁を下すスーパーマジシャン。
少しずつ春居の過去が明らかになってきているが、それより小泉との恋愛が盛り上がってきていることの方が気になる私。。

★★★☆☆



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2008年12月 8日

ruru (11:45)

カテゴリ:漫画

『基本からしっかりわかるMovableType4.1カスタマイズブック』


基本からしっかりわかるMovable Type 4.1カスタマイズブック
著者: 大藤幹
出版社: 毎日コミュニケーションズ
サイズ: 単行本
ページ数: 215p
発行年月: 2008年05月


以前は仕事で毎日MTを使用していたというのに、久しぶりに使おうと思ったらさっぱりわからずMT本を探して購入してみた。

テンプレート・スタイルシートの仕組みからカスタマイズまで初心者向けに書いてありとても分り易く助かった。
テンプレートを自分でいじってみたくなった人にまず手にとって欲しいオススメ本。

Movable Typeの使い方の本ではないのでその点のみご注意を。

既に4.2用が出版されていたのはショック。
地元本屋で衝動買いしてしまったので仕方ないけれど残念。。

★★★★★



基本からしっかりわかるMovable Type 4.2カスタマイズブック
著者: 大藤幹
出版社: 毎日コミュニケーションズ
サイズ: 単行本
ページ数: 239p
発行年月: 2008年09月


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2008年12月 7日

ruru (21:41)

カテゴリ:IT・PC関連

『幸せな経済自由人の金銭哲学』本田健


幸せな経済自由人の金銭哲学
著者: 本田健
出版社: ゴマブックス
サイズ: 文庫
ページ数: 215p
発行年月: 2008年08月


もらった本シリーズで。

経済自由人になるための考え方、お金の使い方、殖やし方など本田氏の金銭哲学本。

・自分の目指す資産レベルを決める
・自分のなかにある「すべての常識」を見直す
・資産が出来ても質素な暮らしを続ける
・一生自分の収入の80%で暮らす
・5つの銀行口座で資産管理
 ①一般生活口座
 ②楽しむための口座
 ③投資口座
 ④一生引き出さない経済自立口座
 ⑤寄付口座


方法論ではなく自分の金銭哲学を見直させてくれる1冊。


読了日:2008.12.5
★★★☆☆


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2008年12月 6日

ruru (23:25)

カテゴリ:ビジネス・自己啓発

『蟲師(10)』漆原友紀

蟲師(10) 著者: 漆原友紀 出版社: 講談社 サイズ: コミック ページ数: 246p 発行年月: 2008年11月

異質な蟲と人との共存。

不思議な世界観と設定が好きだったのだがとうとう完結してしまった。 完結というよりは、この世界はどこかで続いているといった流れを感じされる形だったのがこの作品らしい。

この作品はいつまでも続くような気がしていたので突然終幕で呆気にとられてしまった。 残念だがまた新たな漆原ワールドが生まれることを期待。

読了日:200812.1 ★★★★★

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2008年12月 5日

ruru (10:50)

カテゴリ:漫画

『僕とポーク』ほしよりこ

僕とポーク 著者: ほしよりこ 出版社: マガジンハウス サイズ: 単行本 ページ数: 211p 発行年月: 2007年12月

自分の残飯で育てたブタを世界の貧しい子供たちに送って食べてもらいたい。 少年イサオはせっせと残飯をブタに運ぶのだが・・。 表題作を含む短編集。

ほんわかしているけれどどこかシュールなほしよりこの世界。

登場人物たちはおもしろいし彼女らしい作品なのだけれどやっぱり猫村さんの方が上かも・・。

猫村さんの魅力に勝てるキャラはいないということなのか。  

読了日:2008.12.3 ★★★☆☆

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きょうの猫村さん(3) 著者: ほしよりこ 出版社: マガジンハウス サイズ: 単行本 ページ数: 253p 発行年月: 2008年03月

★★★★★

 

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2008年12月 4日

ruru (22:47)

カテゴリ:漫画

『告白』湊かなえ

告白 著者: 湊かなえ 出版社: 双葉社 サイズ: 単行本 ページ数: 268p 発行年月: 2008年08月

ある中学校1年B組の終業式後のHR。担任の森口は、1ヶ月前に事故死とされた4歳の娘の死因は殺人であったこと、犯人はクラスの生徒だと告白して学校を去っていく。 クラス編成もなく2年生となった生徒たちのその後と事件の真相が、学級委員長・犯人・犯人の家族側から語られていく。

あちらこちらで話題だったので文庫化を待たずに購入して読んでみた。

「第一章 聖職者」では、教師の森口が淡々と事件の背景と犯人について生徒たちに語っていく。
娘は1度事故死とされたのだから警察には言わない、但し復讐はさせてもらったという内容。
復讐の内容については物語の軸となるので書けないが、ちょっとあり得ないような設定。

ただし、この独特の語り口と語られる内容はかなり衝撃的なので物語に引き込まれることは間違いない。

第二章以降は、犯人である生徒たちのその後と事件に至るまでの心情が明かされていく。

動機は至ってくだらない子供じみたもの。
しかし、少年犯罪など皆そのようなものではないのか。

担任教師という立場でありながら、被害者遺族となった森口の復讐は物語の最後に遂げられるのだが、その方法がどうかというとまた疑問。

単純に小説としてはそれぞれの登場人物の心情や立場がはっきりと描かれており一気に読んでしまう力はある。

また、現実離れした設定を含みながらも子供たちの世界にリアル感を感じる。

あまり気分が晴れる内容ではないが、 デビュー作でこれだけの作品を書いた湊かなえの今後に期待したい。

読了日:2008.12.2
★★★★☆

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2008年12月 3日

ruru (14:27)

カテゴリ:国内ミステリー湊 かなえ

『すべては一杯のコーヒーから』松田公太

すべては一杯のコーヒーから 著者: 松田公太 出版社: 新潮社 サイズ: 文庫 ページ数: 306p 発行年月: 2005年04月

銀行を辞め、アメリカのスペシャリティコーヒーを日本で広めるべく起業した松田公太のタリーズジャパン誕生物語。

企業家の人生哲学というよりは、松田氏の信念と情熱の物語。 読み物的に面白く一気に読んでしまった。

今はあちらこちらで見かけるタリーズジャパン。 松田氏が借金を抱え寝泊りをして軌道に載せたという銀座の1号店もよく利用するので、「こんなドラマがあったのか」と感慨深い。

子供時代をセネガル、アメリカで過ごし、大学から日本へ帰国。規律の厳しい銀行へ就職し、起業の為に退職した後は貿易の仕事をしながらコーヒーショップを立ち上げたのだという。

多彩な経歴の持ち主だが、成功の元は夢と目標を持って何事にも情熱を傾けるということに尽きる。 目標はあっても夢の無い経営者が多いのではないか。

学ぶ為に読むというより感じる一冊だった。

読了日:2008.12.1 ★★★★☆

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2008年12月 2日

ruru (21:48)

カテゴリ:ビジネス・自己啓発

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