2009年9月アーカイブ

『プリズン・トリック』遠藤武文

プリズン・トリックプリズン・トリック

講談社 2009-08-07
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今年の乱歩賞受賞作。
「乱歩賞史上最高のトリック」(東野圭吾)と帯にあったので衝動買いしてしまったが、それはないだろう。
ひどい煽りだ。

刑務所内の密室殺人という点が高い評価を得たようだが、そもそも第3者の介入が楽々なされている時点で密室でもなければ、刑務所内殺人の意外性も薄いのではないか。

軸となるこの「プリズン・トリック」がガサツな気がした。

また、登場人物の視点がコロコロ変わって落ち着かないし、隠された真実ももう少し丁寧に開けていって欲しい。

なんとなく最後まで読むことはできるのだが、ガサガサした印象でまとまりがない気がする。

ただ、交通刑務所内の描写や、裁判の在り方、交通事故加害者・被害者双方の心情等なるほどと読ませる部分は多々ある。

期待値の高さで受賞したのだろうと納得はできるし、交通事故や交通刑務所という背景は面白かったと思う。

読了日:2009.9.25
★★★☆☆

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2009年9月27日

ruru (22:07)

カテゴリ:国内ミステリーその他の作家(ミステリー)

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