2013年10月アーカイブ

『1941 日系アメリカ人と大和魂』すずき じゅんいち


『東洋宮武が覗いた時代』『442 日系部隊・アメリカ史上最強の陸軍』『二つの祖国で・日系陸軍情報部』と日系アメリカ人の歴史を追ったドキュメンタリー映画を撮った著者による。

映画の裏話と共に、アメリカに移住した日本人という客観的な立場から日系アメリカ人について知ったことや感じたことを記している。

国と国民とは何か?

山崎豊子の『二つの祖国』(『山河燃ゆ』でドラマ化)は、日系アメリカ人の間では不人気だったという。

私にとっては戦時下の日系アメリカ人のイメージ通りだったので、そうだったのかと驚いた。
気持ちが二つに引き裂かれ、アイデンティティに苦悩したに違いないというのは単純で軽薄な考えだった。

全く違う立場で人の気持ちを想像することなどたかがしれている。

この本を読んで日本に住む日本人には到達し得ない複雑な感情について初めて知った気がする。

また、戦時下での判断が今の日系社会にも反映し続けていることにも衝撃を受けた。

米軍に入隊して戦った者、アメリカに忠誠を誓った者、日本に忠誠を誓った者で未だに日系人社会は分断されているのだという。

日本にいて学校で学ぶだけでは全く知りえないことが多々ある。

これが日系社会の全てではないが、一端に触れることができ、新しい視点を得ることができた。


読了日:2013.10.29
★★★★★

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2013年10月30日

ruru (12:29)

カテゴリ:社会・ルポ・ノンフィクション

『居眠り磐音江戸双紙20~25』佐伯 泰英


磐音とおこんは豊前関前へ。
段々とおこんが江戸っ子らしさを無くしていくのが寂しいが、武家の妻となる以上仕方のないことか。

国許でもしっかりと騒動に巻き込まれ岐路につく二人だが、その間に番外編のような江戸の様子が描かれている。
いつもと違う趣向で面白かった。

柳次郎と幾代の苦労が報われたのが嬉しい。

一郎太の恋はどうなったのか?
一時持ち出されたものの、最近孫一共に出番が少なくなってきていて気になる。

おこんと結婚し佐々木家に入ったところから第二部開始といったところだろう。

自藩は落ち着きつつあり、奈緒との恋愛も収まるべきところに収まったのだから当然の展開ではある。

個人的には町人文化の方が好きなので、町のなんでも屋から徳川家のお庭番へ、陰謀と闘うのが主軸では好みと離れてきた。

それでも程よく深川の人々の話も混ぜられているので今後も楽しめそうだ。

読了日:2013.10.
★★★★★

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ruru (11:46)

カテゴリ:国内小説一般佐伯 泰英

『居眠り磐音江戸双紙9~11・17~19』佐伯 泰英


飛ばしていた9巻から11巻を読破。
桜子や備前長船長義の登場が繋がって満足。

奈緒を見送りおこんとの仲は深まるばかり。
なんだかんだとまだ奈緒への未練が続くかと思っていたが、あっさりと退場してしまった。
だがそのうち危機を助けに山形にいくことがあるだろうと密かに考えている。

今回シリーズ19巻にして初めて磐音が怪我を負う。

身の回りは落ち着くべきところに落ち着きつつあるが、大きな敵が姿を現す。
この辺りは定番過ぎて陳腐だが、娯楽小説なのでわかりやすくて良いのだろう。

少しずつ磐音の周辺の人々の事情も詳細になってきて物語に深みが出てきた。

既に20巻に着手済み。
最新刊まで半ばに達しつつあり、最近の一番の楽しみとなっている。


読了日:2013.10.
★★★★★

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2013年10月26日

ruru (16:37)

カテゴリ:国内小説一般佐伯 泰英

『居眠り磐音江戸双紙12~16』佐伯 泰英


長屋の住人から大名と幅広く増え続ける磐音ファンだが、とうとう将軍にまで気に入られるとは娯楽も極めたり。

盗賊とやり合ったと思えば雑賀衆を撃退し、鰻をさばいたり徳川家を守ったりとにかく活躍の場が幅広く話が尽きない。

おこんとの恋物語が一挙に進展したので、今後は奈緒との狭間で心揺れるのかと思いきや、あっさりその辺りが解決したのは拍子抜け。
しかしこれで一件落着か。

このシリーズの良いところは、発端の事件を除いては身近に不幸が起きないところかもしれない。

磐音が傷を負うようなこともなく、周囲の人が傷つくこともないので安心して読める。

この先は今津屋右吉衛門の結婚、磐音の結婚と進むはずだがスムーズにいくのかどうか。

読み始めると止まらなくなってしまった。

図書館で貸し出し中だったので途中を飛ばして読んだが、それも全く問題ない。
ところどころ昔のストーリーの説明があるので気にならずに読めた。
一応戻る予定だが、気になるのは先の展開・・。


読了日:2013.10.
★★★★★

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2013年10月22日

ruru (00:20)

カテゴリ:国内小説一般佐伯 泰英

『マンションは10年で買い替えなさい 人口減少時代の新・住宅すごろく』沖有人


自分が住みながらマンションを転売していこう。
そのためには購入時の見極めが重要、ということで業界動向や需要について書いている。

色々と具体例を挙げてわかりやすく解説してあるのは良かったが、一度でもマンション購入を考えた人なら既知だと思う内容だった。

結局ハウツー的なものは実践するかしないか。

転売だけを考えて住むところも選べず、東京中心の話で資金の問題もある。
参考程度に読むには良い。


読了日:2013.10.
★★★☆☆

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2013年10月16日

ruru (18:13)

カテゴリ:ビジネス・自己啓発

『居眠り磐音江戸双紙3~8』 佐伯 泰英

『居眠り磐音江戸双紙』シリーズ第三弾から第八弾をまとめて。

2巻で豊後関前藩の国家老を倒し、藩は改革に乗り出す。
苦難は多い貧乏藩ながら、良き方向へ進み出したことでひと段落。
磐音は相変わらず深川六間堀の長屋に住み暮らし、藩外から支えていくこととなる。

しかし3巻でその行方を追い続けた許婚の奈緒はとうとう吉原の花魁となって手の届かない存在に。
普通の武家の娘として登場した奈緒がいつの間にか天女のような扱いになったのはやりすぎではないかと思ったが、ベースに悲恋がある方が盛り上がるという考えなのだろう。

シリーズとしては、あちらこちらで持ち上がる揉め事の助っ人として磐音が活躍していく痛快時代小説。

のほほんとした磐音の評価はあちらこちらで上がる一方で、窮地に陥ることもなく、常に涼しい顔で活躍していく。
問題は唯一貧乏くらいだったが、信頼を得るにつれてそれほど困ることもなくなってきた。

ライバルになるかという男が一瞬現れたが、今のところ再登場はない。
もう少し手強い敵や組織があった方が、はらはらして盛り上がるのだが。

1日で何冊でもさくさくと読めるスナック小説。
単純に面白い。
最新刊43巻に到達するのもすぐかもしれない。


読了日:2013.10.
★★★★★

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ruru (17:04)

カテゴリ:国内小説一般佐伯 泰英

『一日江戸人』杉浦 日向子


江戸時代の暮らしは如何なものか?
流行の髪型から普段の食事、物価などなど江戸っ子の暮らしを事細かに解説。

著者の江戸愛がひしひしと感じられ、ふんだんなイラストもあって楽しい。

いくつか将軍の暮らしについても書かれていたが、こちらはかなり可哀想だった様子。

その日暮しを楽しむ江戸生活が身近に感じられて面白かった。


読了日:2013.9.
★★★★★

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2013年10月11日

ruru (11:02)

カテゴリ:歴史・民俗

『かわいいオトナの創りかた 30代から輝く方法』富岡佳子


『STORY』人気モデル富岡佳子さんのエッセイ集。

"地味なことの積み重ねが、かわいいオトナを創る"とあとがきにあるように、毎日のちょっとした心がけなどについて書かれている。

あっさりした内容で購入するのは勿体無いと思ったが、ファンの方には嬉しいかもしれない。


読了日:2013.9.
★★★☆☆

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ruru (10:28)

カテゴリ:美容・健康

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