2014年5月アーカイブ

『メルカトルかく語りき』麻耶 雄嵩


タキシードにシルクハット、天才的な頭脳の探偵メルカトル鮎が活躍する連作短編集。

様々なパターンの事件があってバランスは良いが、かなり挑戦的な作りで読後に消化不良に陥った。

今までにないミステリとしてマニアには受けるのかもしれないが、技巧的過ぎると感じた。

推理以外の展開は若者向けの軽い文章なので最後までさらさらと読めてしまうが、トリックに唸ったり人間心理の深層に触れたりという面白みがなく、あまり好みではなかった。


読了日:2014.5.
★★★☆☆

↓ブログランキング参加中です。
人気ブログランキングへ にほんブログ村 本ブログ 書評・レビューへ

タグ

2014年5月29日

ruru (08:26)

カテゴリ:国内ミステリーその他の作家(ミステリー)

『ホリイのずんずん調査 かつて誰も調べなかった100の謎』堀井 憲一郎


銀座の高級寿司店ではいくらかかるのか。
ミステリー本を重さ順にランキング。
花粉症というのはいつごろから認識されたのか。
部活で水を飲んでもよくなったのはいつごろからか。

など著者がふと疑問に思ったことを徹底調査している。
徹底的に自らが動いて確かめているものもあれば、周囲に聞いている程度のものも。

おふざけコラムのようで意外と社会学的に世情を浮かび上がらせていて面白い。

物事には理由があったりなかったり。
なんとなく受け入れていることも調べてみると面白かったり・・そうでもなかったり。

著者と年代が合うとより理解できるかもしれない。

軽快な文章で楽しく読める雑学コラム集。


読了日:2014.5.
★★★★☆

↓ブログランキング参加中です。
人気ブログランキングへ にほんブログ村 本ブログ 書評・レビューへ

タグ

ruru (07:40)

カテゴリ:その他

『八丁堀夫婦ごよみ7~9』早見 俊


物語の初めは後妻に入った操の視点による家庭の話も多かったが、落ち着いてからは卯一郎の捕り物や職場の人間関係、出世など男性的な話が中心となってきた。
上司菊島や下っぴき新蔵など新しい登場人物も徐々に増えている。

淡々とした展開で飽きないが盛り上がりも少ない。

そのためか宿敵として侠客矢田五郎の存在感が増していくようだ。

卯一郎が筆頭同心になってまた新しい展開があるのかもしれない。

軽い読書には向いている。


読了日:2014.5.
★★★★☆

↓ブログランキング参加中です。
人気ブログランキングへ にほんブログ村 本ブログ 書評・レビューへ

タグ

ruru (07:22)

カテゴリ:国内小説一般早見 俊

『探偵が腕貫を外すとき』西澤 保彦



鳩の死を目撃すると事件が起こる・・?
40年前自分の罪をかぶって服役した男の真意は?
自分の駐車場を勝手に使っているのは誰なのか?
幼稚園の同窓会での殺人事件の真相は?
・・・市民の悩みに答える櫃洗市役所苦情係が全てを鮮やかに解決。腕貫探偵シリーズ最新作。


舞台はお馴染みの櫃洗市。
田舎のはずだがここでは次々と殺人事件が起こる。
軽いノリの登場人物たちにドロドロした事件、市役所職員があっさりと解決していくというアンバランスさが面白い。
爽やかな方の西澤さんらしい作品。


読了日:2014.4.
★★★★☆

↓ブログランキング参加中です。
人気ブログランキングへ にほんブログ村 本ブログ 書評・レビューへ

タグ

2014年5月18日

ruru (22:06)

カテゴリ:国内ミステリー西澤 保彦

『八丁堀夫婦ごよみ1~6』早見 俊



操は二人の子を持つ八丁堀同心柳川卯一郎の後妻となる。

父の梅吉は卯一郎の下で働く岡っ引きで、操も子供の頃から捕り物に憧れていた男勝りの娘である。

二人の子供との関係にくじけそうになりながらも、前を向き立派な武家の妻となるべく奮闘している。

料理の腕を磨き、時には捕り物の手助けも・・。

江戸の捕り物と八丁堀同心一家の暮らしを描くシリーズ。

操は妻らしく母らしく成長していきながら、卯一郎の助けともなる明るい存在。
鷹揚と構える卯一郎は、最初はあまり人物像が見えなかったが徐々に人間味を増し、男らしさを見せていく。
二人の子供たちや梅吉一家の存在感が物語に深みを出している。

操がもっと無茶をするお転婆キャラなのかと思って読み始めたが、意外と女らしく、卯一郎も想像以上に武闘派だった。
段々と夫婦らしく、親子らしくなっていく様子が微笑ましい。
ゆっくりとした展開が心地良いシリーズだ。


読了日:2014.5.
★★★★☆

↓ブログランキング参加中です。
人気ブログランキングへ にほんブログ村 本ブログ 書評・レビューへ

タグ

ruru (17:26)

カテゴリ:国内小説一般早見 俊

『増補版 放浪探偵と七つの殺人』歌野 晶午

殺人者たちは必死にその痕跡を消そうと工作に奮闘するが、名探偵信濃譲二にかかってはその努力は空しく全てが白日の下にさらされていく・・。
タンクトップにビーチサンダルという出で立ちの放浪探偵による鮮やかな推理が冴える本格ミステリ短編集。

変わった毛色の名探偵信濃譲二が活躍する連作短編集。

バラエティに富んだトリックが楽しめ、久しぶりに読みごたえがあるミステリだった。

犯人が必死で逃れようと知恵を絞っているのをさらりと推理してしまうので、つい犯人の方に気持ちが寄ってしまう不思議な感覚を味わった。

信濃譲二シリーズとしては初期のものになるのだろうか。
色々なパターンで事件に関わってくるので彼の人物像が広がった。
こちらから読んだ方が彼に愛着が湧いたかもしれない。
どちらにしろ彼は消えてしまうわけなので今更だが・・。


読了日:2014.5.15
★★★★★

↓ブログランキング参加中です。
人気ブログランキングへ にほんブログ村 本ブログ 書評・レビューへ

タグ

ruru (16:59)

カテゴリ:国内ミステリー歌野 晶午

『体を壊す10大食品添加物』渡辺 雄二


亜硝酸Na
カラメル色素
アスパルテーム
臭素酸カリウム
スクラロース

輸入フルーツのOPPは大分話題にもなったか。

ここにあげられている添加物は、様々な身近な食品に入っていて100%避けて買うとなるとかなり神経を使う。
読後すぐにスーパーで確かめながら買い物をしようとしたが、結局加工品は何も買えない状態に。

気にはなるが難しい・・。


読了日:2014.4.
★★★★☆

↓ブログランキング参加中です。
人気ブログランキングへ にほんブログ村 本ブログ 書評・レビューへ

タグ

ruru (16:06)

カテゴリ:美容・健康

このページの先頭へ