2014年7月アーカイブ

『大富豪同心(11)~(14)』幡 大介


江戸随一の両替商の若旦那卯之吉。
祖父の意向で同心となり、有り余る財力とひらめきで難事件を解決していく。

気楽に読める時代小説。

実家の三国屋も立ち直り、相も変わらず放蕩三昧の卯之吉。
本当にだらしない遊び人なのだが、肝心のところでは勘が冴えわたる。
周囲の支えもあって同心八巻卯之吉の名は上がる一方で、実態とのギャップが面白い。

漫画のような感覚で単純に楽しめる。


読了日:2014.7.
★★★★☆

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2014年7月12日

ruru (22:48)

カテゴリ:国内小説一般その他の作家(一般)

『黄金色の祈り』西澤 保彦

昭和40年代。男子部員の少ない吹奏楽部で"僕"はテューバから花形トランペットへの転向を命じられる。
しかし"僕"は主役にはなれなかった。
人を妬み逃げ続ける人生を歩む主人公の半生は、同級生の殺人事件に絡み合い・・。

だらだらとだらしない男の回想が続く。
言わんとすることはわかるが冗長的過ぎて途中で飽きてしまった。

著者の経歴を思わせるような流れがトリック的とも言えるか。
核心となる殺人事件の真相もあまりぱっとしない。

好きな作家の一人だがこちらの作品はあまり好みではなかった。


読了日:2014.7.9
★★★☆☆

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ruru (22:34)

カテゴリ:国内ミステリー西澤 保彦

『ノックス・マシン』法月 綸太郎

近未来の上海にて。「ノックスの十戒」について論文を書いたユアンは国家科学局に呼び出され、ノックスに会うために危険を冒して過去に戻ることとなるが・・。
名作ミステリへのオマージュで書かれたSFミステリ中短編集。

正直言って面白いとは言えない。
ミステリ作家仲間やコアなファンには受けが良いのかもしれないが、実験的過ぎて一般的でない。
まあ法月綸太郎らしいと言えばらしいのだが。

元作品が大体わかる自分でも、なるほどと思うものはあるものの純粋にミステリを楽しむことはできなかった。

このミス1位には疑問が残る。
たっぷり遊んでいるので好きな人は好きなのかもしれない。


読了日:2014.6.
★★★☆☆

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ruru (21:38)

カテゴリ:国内ミステリー法月 綸太郎

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