『天下覆滅-大富豪同心(16) 』幡 大介


天下覆滅-大富豪同心(16) (双葉文庫)

天満屋とお峰、黒幕酒井信濃守らの陰謀により危機を迎えている上州倉賀野宿。 卯之吉一行勢揃いで立ち向かう大富豪同心シリーズ16巻。

卯之吉と祖父三国屋徳右衛門の浮世離れした言動、その他登場人物たちの立ち回りも漫画のようなコミカルな展開で楽しい。

身代わり役の役者由利之丞、剣術担当の弥五郎と美鈴、金をばらまく祖父徳右衛門、用心棒の三右衛門・・と皆役割も固定されて安心して読めるシリーズになっている。
全員合わせて同心"八巻卯之吉"となる設定が秀逸。

のほほんとマイペースながら最後に冴えた采配でいいとこどりの卯之吉も憎めない魅力がある。

しばらく定番の敵役だったお峰が消え、益々三国屋が栄えそうなところで今巻は終了。
江戸を離れるも良しとした15巻と16巻だったので、次は東海道というのもありか。


読了日:2015.6.
★★★★☆

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2015年6月29日

ruru (22:11)

カテゴリ:国内小説一般その他の作家(一般)

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