歴史・民俗の最近のブログ記事

『キャラ立ち民俗学』みうら じゅん

天狗や土偶、謎のお土産など独自の視点で日本を巡り、見解を記す。

興味を覚えることはあっても追求したい欲求に至る物は限られているものだが、幅広いのがこの人ならでは。
本当に探し集めていく行動力も素晴らしい。

全く知らない祭りや伝承などについても書かれていて面白かった。
ゆるい文章も気楽で良い。


読了日:2015.1.
★★★★☆

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2015年1月25日

ruru (16:26)

カテゴリ:歴史・民俗

『お江戸日本は世界最高のワンダーランド』増田 悦佐


徹底したリサイクルや合理的な長屋暮らしなど江戸時代を経済的視点で読み解く。

歴史好きなら周知の事実や著者の決め付けも多いがおおまかに江戸時代と言う時代を感じることができたのは楽しかった。

江戸時代が「日本経済活性化のかぎになる」と結んでいるが、コンパクトで無駄のない暮らしは確かに参考にすべきかもしれない。

こういった本から、実はとても先進的な都市を独自に築いていたという事実がもっと広まって欲しい。


読了日:2013.12.
★★★★☆

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2013年12月22日

ruru (23:50)

カテゴリ:歴史・民俗

『一日江戸人』杉浦 日向子


江戸時代の暮らしは如何なものか?
流行の髪型から普段の食事、物価などなど江戸っ子の暮らしを事細かに解説。

著者の江戸愛がひしひしと感じられ、ふんだんなイラストもあって楽しい。

いくつか将軍の暮らしについても書かれていたが、こちらはかなり可哀想だった様子。

その日暮しを楽しむ江戸生活が身近に感じられて面白かった。


読了日:2013.9.
★★★★★

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2013年10月11日

ruru (11:02)

カテゴリ:歴史・民俗

『江戸時代に描かれた鳥たち 輸入された鳥、身近な鳥』細川 博昭


"花鳥風月"とあるように、絵画の大きなテーマの一つである鳥。

鎖国中の江戸時代にも様々な鳥が輸入され、愛でられ、描かれていた。
江戸絵画の鳥というと日本画の優雅な鳥や若冲の迫力ある鶏などを思い起こすが、こちらで取り上げているのは図鑑的なもの。
本草学の観点から作られた図譜や飼育書、輸入された鳥の種類や渡来経路について書かれた一冊。

珍しい鳥は大名など裕福な立場の人が中心に飼っていたようだが、庶民の間にもインコなど渡来種の認知があったとか。
花鳥茶屋なるものがあったというが、今で言う花鳥園のようなものだろうか。

眺めていると、未だに見たこともなく南国の鳥という印象の鳥たちが江戸時代から日本で愛されていたことがわかって興味深い。

毛利梅園の図譜の種類がすごい。
もちろんこちらでは鳥部門だけを取り上げているのだが、魚、貝、亀、虫、草花、きのこ等々もあったらしい。
分類が弱く批判があるそうだが、この興味の広さと精密画はもっと評価されて良いように思う。
それとも意識せずに色々な展覧会で目にしているのかもしれないので、今後気を付けていきたい。

美術よりは博物学。
絵が多いのでただ鳥が好きというだけでも眺めて楽しめる。

読了日:2013.9.
★★★★★

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2013年9月29日

ruru (14:38)

カテゴリ:歴史・民俗

『犬の伊勢参り』仁科 邦男


江戸時代に何度か流行したお伊勢参り。

病気などで行けない主人の代わりに旅をした犬がいたという話を様々な資料から掘り下げる。

犬の首に旅費と代参を記した札などを括り付けて送り出せばおかげ犬の出来上がり。

お伊勢参りに出かける人々や宿場の人々がきちんと面倒を見てくれるので無事に伊勢にもたどり着くし、神官はお札を首に括り付けて送り返してくれたという。

想像しただけで可愛いし微笑ましい。
犬、牛馬は参るが猫は参らずとユーモアを持って書かれているが、豚も参ったという話も残っているとか。
犬一頭で送り出すとは言え、人の力が必要なので人間に懐き付いていくような動物というのが代参の条件だったようだ。

宿場の申し送りにもきちんと犬のことが記されており、偉い犬だと大切に扱われていたということがよくわかる。

著者は全てのおかげ犬が主人のための代参ではなく、お伊勢参りの集団に懐いてついてくうちに仕立て上げられた犬もいただろうと書いている。

丸々一冊犬の伊勢参りについて書かれているのは珍しいのではないか。

伊勢神社でおかげ犬の存在を知り、もっと詳しく知りたくて読んでみたが、とても面白かった。

当時の犬の扱いなどについても調べてあり知らないことも多々あって勉強になった。

風俗的な視点でも歴史的な視点でもただの犬好きの視点でも楽しめる。


読了日:2013.9.
★★★★★

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2013年9月19日

ruru (23:05)

カテゴリ:歴史・民俗

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