今邑 彩の最近のブログ記事

『ルームメイト』今邑 彩

女子大生春海のルームメイト麗子が突然姿を消してしまった。
彼女の行方を捜すうちに、麗子の二重・三重生活が明らかになっていく。
彼女は一体何者だったのか。
想いを寄せる先輩工藤と共に謎を追い始めた春海は、死体となったルームメイトを見つけるが・・。

あらすじを読むと面白そうだったのだが、かなり早い段階で展開が読めてしまいがっかりした作品だった。
少し古い内容も時代を感じさせられて興ざめ。

もう少しコンパクトにまとめてあれば推理段階で結末にいけたと思うが、長編なので確信を確認して終了と言うミステリとしてはつまらないものになってしまった。

それなりの内容なのだが、セオリー通りすぎるのではないだろうか。
あまりミステリを読まない人なら楽しめるかもしれない。

読了日:2012.9.
★★★☆☆

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2012年10月 4日

ruru (15:23)

カテゴリ:国内ミステリー今邑 彩

『裏窓」殺人事件―警視庁捜査一課・貴島柊志』今邑 彩

自殺とされた女性の転落死。 しかし、向かいのマンションに住む少女は犯行時刻に男の姿を目撃していた。 少女の部屋にかかってくる無言電話・・。 一方同時刻に起こった別の殺人事件も同一犯の犯行と思われるが、犯人像が浮かんでこない。 密室トリックと怪奇の融合。

意味ありげな「窓」の絵に密室・アリバイトリック。
「怪奇と本格推理の融合」への挑戦とのことで難しそう。
怪奇要素はあまり活きていないような気がしたが、全体的に流れる緊張感を醸し出しているからこれで良いのかもしれない。

刑事貴島が主人公の2作目らしいが、毎回この怪奇推理物になっているのだろうか。
この主人公もあまり血の通った人間像が見えてこないが、雰囲気には合っている。

トリック自体は王道でしっかりしている。
怪奇要素に気がそらされるので読みきれなかったこともあり満足。
そう考えてみれば融合は成功しているのではないだろうか。

読了日:2011.11
★★★☆☆

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2011年11月25日

ruru (20:41)

カテゴリ:国内ミステリー今邑 彩

『七人の中にいる』今邑 彩

クリスマスイヴにペンションオーナー晶子とコック郁夫の結婚を祝おうと常連客たちが集まってくる。 そんな中晶子のもとに21年前に起きた医者一家惨殺事件の復讐予告状が届く。 復讐者は誰なのか・・? イブが近づく中、知られざる常連客たちの一面が浮かび上がってきて・・。

主人公は過去医者一家惨殺事件に関わっていたペンションオーナーの晶子。
復讐予告状に怯え、常連客たちを疑い出す。
唯一元刑事の佐竹が協力して復讐者を探す手伝いをしてくれるが、次から次へと怪しい人物が浮かび上がってきて晶子は追い詰められていく・・というサスペンスである。

復讐者の予想はつくものの、各所で本当に疑惑が膨らんでいく流れが巧いのでスリル感はたっぷり味わえる。
スピードもあって惹きつけられるので一気に読んでしまった。

ただ、そもそもの主人公が犯罪者であることや妊娠している母であること、無条件に協力してくれる佐竹の存在や都合の良すぎる結末などすっきりしないものもあった。

途中の緊迫感は本物なのでそれなりに楽しめるが、振り返ると割り切れない思いが残る。

読了日:2011.6.
★★★☆☆

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2011年6月 9日

ruru (01:06)

カテゴリ:国内ミステリー今邑 彩

『金雀枝荘の殺人』今邑 彩

内側から密閉された館内で6人の男女が殺された。 1年後、事件の真相を探るべく館を訪れた新たな6人にも惨劇が繰り広げられることとなる。 呪われた館で起こる事件の真相は・・。

旧家が持つ別邸である館で主の曾孫たちを襲う惨劇。
鍵を握るドイツ人の曾祖母の存在。
内側から閉じられた密閉空間。

館モノの本格ミステリで、読み応えは十分。
トリックや真相にも納得ができて久しぶりに満足できた本格ミステリかもしれない。

美江の存在感が薄く不要な気もしたが、最後までスピード感があって一気に読んでしまった。
クローズドサークル・血縁・反復・・意外性はなくとことん王道という印象。
それでいて複線の張り方が巧いので展開が読みきれない面白さがあった。

館モノが好きな方にはお勧め。

読了日:2011.3
★★★★☆

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2011年3月22日

ruru (18:38)

カテゴリ:国内ミステリー今邑 彩

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