荻原 浩(ミステリー)の最近のブログ記事

『ハードボイルド・エッグ』荻原 浩

ハードボイルド・エッグ (双葉文庫)ハードボイルド・エッグ (双葉文庫) (2002/10) 荻原 浩

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フィリップ・マーロウに憧れ、ハードボイルドをこよなく愛する探偵最上俊平。
しかし、ペット探偵に甘んじているのが現状だ。
殺人事件の第一発見者となったことで念願の本格的な事件にぶつかるのだが、犯人はやっぱり動物で・・!?

 

先日読んだ『サニーサイドエッグ』と同シリーズ。
こちらの方が先になるので、後からつながった設定などもあって面白かった。
両作読んでみると『サニーサイドエッグ』ではチビが活躍しなかったのが残念だったかもしれない。

 

ただのペット探しで追い込まれるような緊迫感を感じたり、俊平やJの痛々しさに笑い切なくなったりと飽きない文章はさすが荻原浩流。

”ナイスバディ”の秘書の存在もいい味を出している。

 

笑いあり涙ありで大いに楽しめたが、一番感じたのは切なさだろうか。

俊平やJの格好悪い生き方も綾の格好つけた生き方も克之たちの動物に固執した生き方も、皆一生懸命生きている印だ。

ミステリ小説というよりはヒューマニズム小説と思ってもいいかもしれない。

 

今後も続編ができそうな作品なので期待して待つこととする。

 

読了日:2009.12.7
★★★★★

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2009年12月 8日

ruru (20:20)

カテゴリ:国内ミステリー荻原 浩(ミステリー)

『サニーサイドエッグ』荻原 浩

サニーサイドエッグ (創元クライム・クラブ)サニーサイドエッグ (創元クライム・クラブ) (2007/08) 荻原 浩

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フィリップ・マーロウに憧れ、ハードボイルドをこよなく愛する探偵最上俊平。
久しぶりの依頼は美女からの猫探し。
「ブロンドで青い目」の秘書を雇い探索に乗り出すが、思いも寄らぬことに巻き込まれていき・・。

荻原浩らしいユーモア小説である。
一応事件が起こり謎もあるのでミステリーとも言える。

 

ハードボイルドを決めながら、猫ちゃん探しに奔走する姿がおもしろい。
緊迫感あり、笑いありで飽きることなく一気に読める。

 

飽き飽きな某設定はともかく、ギャル秘書との掛け合いも楽しく、丁度良いアクセントになっている。

殺人事件の解明並にペット探しでこれだけしっかりした小説になっているのがすごい。

 

私にとって荻原さんは”間違いのない作家”さんの一人。
こちらも、例外なく満足させてくれる作品だった。

 

読了日:2009.11.14
★★★★☆

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2009年11月15日

ruru (09:34)

カテゴリ:国内ミステリー荻原 浩(ミステリー)

『噂』荻原 浩

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個人的に最近注目の作家さん。
ミステリーもほのぼの系もシリアス系もはずれなし。

ミステリーではこの『噂』が1番好き。
都市伝説と噂どおりの殺人事件を絡ませぐいぐい読ませる。
途中で止まれないスピード感が良い。

『コールドゲーム』もやはりとても中断などできない引き込まれ感がある。

読了日:2007.夏
★★★★★

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2008年1月 4日

ruru (01:09)

カテゴリ:国内ミステリー荻原 浩(ミステリー)

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