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『禁断の魔術』東野 圭吾


禁断の魔術 (文春文庫)
東野 圭吾

政治家大賀仁策について調べていたフリーライター長岡の他殺体が見つかる。
残されたパソコンには建物の壁に穴が開く不思議な映像が残されていた。
捜査が進む中容疑者として浮上した若者は湯川の高校時代の後輩だった・・。

ガリレオシリーズ長編作。

湯川の教えを復讐に利用しようとする青年古芝伸吾と追う警察。

科学の素晴らしさを教えたはずが犯罪に利用されようとしている・・。
クールな湯川の苦悩が見える。

読みやすさはさすがの東野圭吾。
あまり盛り上がりはないがきれいな終わり方で安心して読めた。

読了日:2015.7.
★★★★☆

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2015年7月24日

ruru (12:31)

カテゴリ:国内ミステリー東野 圭吾

『プラチナデータ』東野 圭吾

遺伝子情報から犯人を特定するDNA捜査システム。
そのシステムをもってしても解決できない連続殺人が起こる中、システムの開発者が殺される。
共同開発者の神楽はすぐに犯人特定に取り掛かるが、コンピューターが導き出した犯人は自分だった・・!

国中から遺伝子情報を集め、遺留品と照合するDNA捜査システム。
精巧なシステムに依存し始めた頃、犯人が特定できない連続殺人が起こる。

そんな中開発者の兄妹が殺される。
モーグルとは、プラチナデータとは何なのか。

神楽の過去や病歴などが絡み合い、真相がなかなか見えてこない。
追われる神楽の視点が多いのでスリリングで読む手が止まらず一気に読んだ。

壮大なテーマをあっさりと巧みにまとめてしまうところが東野圭吾らしい。

特徴ある登場人物たちも彩良く、反目し合っていたアナログ派刑事浅間とのコンビもバランスが良い。
すっきりした結末で楽しめた。


読了日:2014.8.12
★★★★☆

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2014年8月14日

ruru (10:40)

カテゴリ:国内ミステリー東野 圭吾

『嘘をもうひとつだけ』東野 圭吾

バレエ団の事務員早川弘子が自宅マンション敷地内で転落死体となって発見される。
刑事加賀は同じマンションに住む事務局長寺西美千代に目をつけ、"嘘"を使って罠にかけるー。
表題作『嘘をもうひとつだけ』他加賀恭一郎シリーズ短編集。

『新参者』 『麒麟の翼』から遡るものの、同じシリーズだからと手に取ってみた。

感想としては薄味のミステリでやや物足りない一冊だった。

一話一話それなりにまとまっているものの、トリックも人間ドラマも小ぶりな印象。
悪くはないが、あまり記憶に残らない。

加賀の推理は冴えるが盛り上がりに欠けるのは、警察関係者が全く登場せずパートナー不在のせいかもしれない。


読了日:2013.5.25
★★★☆☆

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2013年5月26日

ruru (09:21)

カテゴリ:国内ミステリー東野 圭吾

『麒麟の翼』東野 圭吾

一人の男が日本橋麒麟像の下でナイフを胸に刺したまま息絶えた。
すぐに容疑者らしき男が見つかったものの、交通事故で意識不明の重体に陥り真相が明らかにならない。
従兄弟同士である捜査一課松宮と日本橋署加賀はコンビを組んで事件に当たる。
見えてきたのは意外な人間関係と過去だった・・。

『新参者』に続けて読んだ。
こちらも被害者と容疑者の人物像を洗い出しながら真相に迫っていく手法だが、人情物ではなくヒューマンドラマといったところか。
家族とコミュニケーションに重点を置いており、空気感もシリアスである。

加賀を追うことで日本橋の町並みがありありと浮かぶような土地の描写が良い。
あの派手な麒麟像をシンボルとして巧く使っている。

加賀のシリーズの面白さは、全く関係がなさそうな外堀から核へ向けてじりじりと進んでいく展開だろう。
こじつけることもなく自然と思わぬ真相へ集結していくところはさすが東野圭吾。

ただドラマティックな展開を狙い過ぎていたような気もする。
スピード感があって面白かったが、個人的にはじんとくる人情ミステリとなっていた『新参者』の方が完璧だったのではないかと思う。


読了日:2013.5.22
★★★★☆

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2013年5月23日

ruru (01:12)

カテゴリ:国内ミステリー東野 圭吾

『新参者』東野 圭吾

小伝馬町のマンションで一人暮らしの中年女性が絞殺される。
所轄の担当は練馬署から日本橋署に異動してきたばかりの刑事加賀恭一郎。
独特の鋭い視点で人情溢れる下町を回りながら少しずつ真相に近づいていく・・。

加賀が日本橋へ。
ビジネス街と下町情緒が混ざり合ったこの地域の魅力が感じられた。
良い舞台を選んだと思う。

"新参者"として足繁く足を運ぶことで地元の人間たちに溶け込んでいく加賀。
一方被害者にもこの地にやってきた理由があり、様々な人と交流を持っていた・・。

少しずつ明らかになっていく被害者の人物像、わずかな手がかりに繋がる人情ドラマがほろりときて心地良い。

軸となる事件は一つの長編小説なのだが、細かな謎解き短編連作のような作りになっていて一話ごとでも楽しめる。

事件の真相自体はそれほど凝ったものではないがすっきりした読後感。
今後の加賀の日本橋での活躍も期待できそうな終わり方で面白かった。


読了日:2013.5.21
★★★★★

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2013年5月22日

ruru (23:38)

カテゴリ:国内ミステリー東野 圭吾

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