東 直己の最近のブログ記事

『眩暈』東 直己

私立探偵畝原は、タクシーでの帰宅途中に何かから逃げているような少女を見かける。
少女は翌日遺体となって発見され、自責の念に駆られた畝原は独自に調査を始めることに。
かつての連続殺人犯の少年が近くに住んでいるという噂を聞き事件との関連を疑う畝原だったが・・。

法間探偵シリーズを読みたかったのだが、無かったのでこちら。
畝原探偵シリーズなのだが、まるきり途中の巻だったらしいので背景などは読み進めながら理解していくこととする。
こちらはどうやらハードボイルド系らしい。

生前の少女が負っていた怪我の原因と出所して近くに住んでいるという噂の連続殺人犯の少年探しに奔走する畝原。
警察とは付かず離れずの関係で捜査状況を知る立場にいないため、独断迷走が多いように感じられた。

そもそも連続殺人犯の少年が疑わしければ早々に解決しているのではないかと思ってしまった。
真相では色々な伏線を収束させてはいたが、かなり遠回りな印象だった。
警察側の立場にいればすぐに真相にたどりつけるだろう。

札幌が舞台なので北海道の人やシリーズを一から読んでいて畝原一家に思い入れがあるのならもっと楽しめるのかもしれない。

読了日:2012.10.
★★★☆☆

↓ブログランキング参加中です。
人気ブログランキングへ にほんブログ村 本ブログ 書評・レビューへ

タグ

2012年10月13日

ruru (22:33)

カテゴリ:国内ミステリー東 直己

『探偵法間(のりま) ごますり事件簿』東 直己

私立探偵・法間(のりま)は、太鼓もちの上手さから幇間(ほうかん)探偵と呼ばれている。
人をその気にさせるお世辞の力を活かして今日も薪谷市内の事件を解決していく・・。

冴えない風貌でヨイショの天才、探偵としての腕はぴか一。
不思議なキャラクターを作り上げたものだが、これが意外と面白い。

連作短編集になっており、ちょっとした謎解きから殺人事件まで幅広い事件が描かれているのも飽きることがなくて良かった。

マニアックなブランド品を褒め称えるうちに相手の心を開き、物事の心理を見極める。
鬱陶しいが決めるところは決める。

軽いノリで読みやすく、すっきり解決で読後の気分が良い。
ふと手にした小説だったがなかなか当たりだった。
シリーズのようなので他の小説も是非読んでみたい。

読了日:2012.10.4
★★★★☆

↓ブログランキング参加中です。
人気ブログランキングへ にほんブログ村 本ブログ 書評・レビューへ


タグ

2012年10月 8日

ruru (02:05)

カテゴリ:国内ミステリー東 直己

このページの先頭へ