その他の作家(ミステリー)の最近のブログ記事

『グランドマンション』折原 一


グランドマンション
折原 一


騒音、虐待、ストーカー、泥棒・・・"グランドマンション"を舞台に起こる様々な事件。
叙述トリックを駆使した連作短編集。
固定の登場人物ながら時間軸が交錯しており、もやもやとした読み心地。


2015.10.
★★★☆☆

タグ

2015年10月23日

ruru (22:05)

カテゴリ:国内ミステリーその他の作家(ミステリー)

『白砂』鏑木 蓮


白砂 (双葉文庫)
鏑木 蓮

コンビニで働きながら予備校に通う高村小夜が自宅で殺害された。 調べるほどつつましく真面目な暮らしと周囲から大切にされている ことが判明していくが、唯一の身内である祖母は遺骨を受け取ろうとしない。 事件を追う中で哀しい小夜の過去が浮き彫りになっていく。


目黒警部は同じ年頃の娘と比べながら少しずつ小夜の暮らしと過去を明らかにしていく。

大分早い段階で犯人がわかってしまうのが残念だが、現代的なお骨の取り扱いが鍵となるミステリで読みやすかった。


読了日:2015.8.
★★★☆☆

↓ブログランキング参加中です。
人気ブログランキングへ にほんブログ村 本ブログ 書評・レビューへ

タグ

2015年8月22日

ruru (12:23)

カテゴリ:国内ミステリーその他の作家(ミステリー)

『小さな異邦人』連城 三紀彦

小さな異邦人
連城 三紀彦


8人の子供がいる母子家庭に「子供の命は預かった」と脅迫電話がある。
しかし8人全員が揃っているにも関わらず脅迫電話は続く。
いったい誰が誘拐されたというのか・・?
表題作他前8篇からなる短編ミステリ集。


全員子供たちはいるというのに続く誘拐の脅迫電話。
そのうち実は誰かが本当に誘拐されていて入れ替わっているのではと考え始めるが・・。

どこに見落としがあるのか?と読んでいてさまざまな可能性に思考をめぐらせるものの、そこかという結末。
不思議なミステリだった。

どれもミステリとして読み応えはあるが、連城さんのパターンだと感じるものもいくつかあったのは少し残念。


2015.6
★★★★☆

タグ

2015年6月30日

ruru (21:31)

カテゴリ:国内ミステリーその他の作家(ミステリー)

『死と砂時計』鳥飼 否宇

死と砂時計 (創元クライム・クラブ)
鳥飼 否宇


世界各国から集められた死刑囚を収容する、ジャリーミスタン終末監獄。
死刑囚だけの監獄内での殺人事件、脱獄、監察官の死・・。
親殺しの罪で収監されたアランは、"監獄の牢名主"と呼ばれる老人シュルツに請われ助手として監獄内の事件の捜査に駆り出される。




死刑囚ばかり集められた監獄という特殊な空間で起こる事件を囚人コンビが謎解きしていく。
親殺しの罪で収監されたアランはシュルツ老人に請われてワトソン役を務めることに。

死刑直前の密室殺人事件や脱獄の真相、アラン自身の謎などそれぞれミステリとして読み応えがあり、特殊な設定や世界観も雰囲気があって良かった。

ジャリーミスタンという架空の国が死刑をビジネスにしているという設定だが、異国情緒を感じつつも程よくリアル。
数々の事件のつながりも良く読み応えのあるミステリだった。

2015.6
★★★★☆

タグ

『人生相談。』真梨 幸子

「居候している女性が出て行ってくれません」「職場のお客が苦手で仕方ありません」「隣の人がうるさくて、ノイローゼになりそうです」・・。
身近な人生相談の裏には事件の影が・・。

大金、死体、ご近所トラブル、家族に恋人、作家に占い師・・。

一見無関係な人生相談、投稿者たちが複雑に絡み合っていく。

一つ一つの話も短編として読める作りだが、全てが伏線となり終結していく構成が巧かった。

登場人物が多く時代も前後するので話を見失う時もあったが、読み終わってみればよくもこれだけの要素をきれいにはめ込んだなあと感心あるのみ。

ミステリ要素も程よくあって面白かった。


読了日:2014.10.
★★★★☆

↓ブログランキング参加中です。
人気ブログランキングへ にほんブログ村 本ブログ 書評・レビューへ

タグ

2014年10月12日

ruru (20:30)

カテゴリ:国内ミステリーその他の作家(ミステリー)

このページの先頭へ