西澤 保彦の最近のブログ記事

『回想のぬいぐるみ警部』西澤保彦

回想のぬいぐるみ警部


完ぺきな容姿のエリート警部音無は異常なほどのぬいぐるみ好き。
個性的な部下たちと共に現場に残されたぬいぐるみから事件の真相へと迫る。


漫画的な軽いタッチのミステリ。
前作はいまいち乗り切れなかったが、今作ではメンバーの個性も定着してシリーズものとして自然と読めて面白かった。

ぬいぐるみも無理なく事件に絡んできていてミステリとしても良かったし満足。

2015.9
★★★★☆

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2015年9月23日

ruru (15:57)

カテゴリ:国内ミステリー西澤 保彦

『さよならは明日の約束』西澤保彦


さよならは明日の約束



永美ことエミールは祖母の書庫で古い手紙を見つける。
差出人は祖母名だが本人は全く覚えがないと言う。
この不思議な手紙の謎を解くために、エミールは祖母の記憶を呼び戻しながら推理を重ねていく・・。

最初の方はまたインモラル系でどろどろしていくのかと思ったが、柚木崎君の登場で段々ノリの良い青春ミステリとなっていった。

マニアックな趣味の高校生柚木崎君とエミールがブックカフェに入り浸り、オーナー梶本さんと一緒にわいわい推理をしていくのが微笑ましい。
過去を掘り起こしながらも爽やかな読後感になって良かった。

このペアで続編があっても楽しそう。

読了日:2015.6.
★★★★☆

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2015年6月29日

ruru (22:19)

カテゴリ:国内ミステリー西澤 保彦

『黄金色の祈り』西澤 保彦

昭和40年代。男子部員の少ない吹奏楽部で"僕"はテューバから花形トランペットへの転向を命じられる。
しかし"僕"は主役にはなれなかった。
人を妬み逃げ続ける人生を歩む主人公の半生は、同級生の殺人事件に絡み合い・・。

だらだらとだらしない男の回想が続く。
言わんとすることはわかるが冗長的過ぎて途中で飽きてしまった。

著者の経歴を思わせるような流れがトリック的とも言えるか。
核心となる殺人事件の真相もあまりぱっとしない。

好きな作家の一人だがこちらの作品はあまり好みではなかった。


読了日:2014.7.9
★★★☆☆

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2014年7月12日

ruru (22:34)

カテゴリ:国内ミステリー西澤 保彦

『探偵が腕貫を外すとき』西澤 保彦



鳩の死を目撃すると事件が起こる・・?
40年前自分の罪をかぶって服役した男の真意は?
自分の駐車場を勝手に使っているのは誰なのか?
幼稚園の同窓会での殺人事件の真相は?
・・・市民の悩みに答える櫃洗市役所苦情係が全てを鮮やかに解決。腕貫探偵シリーズ最新作。


舞台はお馴染みの櫃洗市。
田舎のはずだがここでは次々と殺人事件が起こる。
軽いノリの登場人物たちにドロドロした事件、市役所職員があっさりと解決していくというアンバランスさが面白い。
爽やかな方の西澤さんらしい作品。


読了日:2014.4.
★★★★☆

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2014年5月18日

ruru (22:06)

カテゴリ:国内ミステリー西澤 保彦

『いつか、ふたりは二匹』西澤 保彦

眠りにつくと猫のジェニイの体に乗り移ることができる小学生菅野智己。
セントバーナードのピーターの力を借りて、小学校で次々起こる事件を調べ始めた智己の身に危険が迫る・・。

西澤さんお得意の前提ありきのミステリ。

子供向けミステリと言うことで小学生が主人公で文章は軽快なのだが、内容はなかなか毒々しい。

猫になって自由に飛び回り、犬と共に探偵ごっこ・・そんなファンタジーのようなミステリだと思って読み進めると悲鳴をあげたくなるような展開となって驚いた。

「子どもたちのトラウマになるようなものを」と編集者からリクエストされたそうだが、かなりトラウマになりそうな内容だった。

謎解きやファンタジー、子供心など様々な要素がバランスよくまとまっていて全体的に悪くはないのだが、子供向けなのかはよくわからない。
個人的には、子供にはもっと綺麗な物に触れて欲しいと思うのだが・・。


読了日:2013.7.
★★★☆☆

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2013年7月24日

ruru (01:18)

カテゴリ:国内ミステリー西澤 保彦

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