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『クライマーズ・ハイ』横山秀夫

クライマーズ・ハイ 著者: 横山秀夫 出版社: 文藝春秋 サイズ: 単行本 ページ数: 421p 発行年月: 2003年08月

群馬の地方新聞記者悠木は、過去に部下が死んだ件に責任を感じながら社内でくすぶっている平記者。 社内で「登ろう会」を主催する山男安西と難関衝立山に登ろうとした前日、あの日航機墜落事故が起き、デスクに任命されてしまう。 一方の安西は夜の街で倒れ意識を無くす。 墜落現場の地元新聞記者として自分は何をすべきか?安西の言葉「下りるために登るんさ・・」の意味は何だったのか?

地方新聞記者の意地、社内の駆け引きや裏事情、山に落ちた日航機と山に登る男、仕事と家庭といった様々な要素を絡ませながら悠木の再生を描く。

日航機墜落事故を軸にしながら葛藤に揺れる1週間と衝立山に登る現在が同時進行で描かれているのだが、全てのまとまり感はさすが横山秀夫。

同僚、上司、部下、家族と登場する人物たちは数多いが、それぞれに強い存在意味があり人物設定にも全くブレが無い。

登場人物たちの心象には共感できたり出来なかったりだが、新聞記者という仕事を熱く描き出した巧い作品。

読了日:2009.1.10
★★★★☆


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2009年1月14日

ruru (13:38)

カテゴリ:国内小説一般横山 秀夫(一般)

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