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『三匹のおっさん ふたたび』有川 浩


三匹のおっさん ふたたび (新潮文庫)
有川 浩


『三匹のおっさん』続編。

相変わらず続く三匹の見回りだが、今回はなんと三匹の偽物まで現れる。

シニアたちの活躍は頼もしく、祐希の成長や早苗との仲も微笑ましい。

日常の事件を解決していく中に世相を映し普遍的な人間ドラマが描かれているバランスの良さがさすが。

最後新たな展開?もあり更なる続編も楽しみ。


2015.9
★★★★☆

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2015年10月11日

ruru (20:45)

カテゴリ:国内小説一般有川 浩

『三匹のおっさん』有川 浩



還暦を迎えた幼馴染の三人。
剣道の達人キヨ、柔道の達人シゲ、頭脳派のノリ。
三匹のおっさんがご近所トラブルを痛快解決。



軽いノリの娯楽小説だがご近所トラブルの内容は意外と深刻。

時勢を取り入れつつフィクションならではのご都合主義もあり巧くできている。

高校生の孫や娘も活躍し、世代がまたいでいるので老若男女で楽しめそう。

読了日:2015.1.
★★★★☆

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2015年1月25日

ruru (16:33)

カテゴリ:国内小説一般有川 浩

『フリーター、家を買う。』有川 浩

フリーター、家を買う。フリーター、家を買う。 (2009/08) 有川 浩

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二流大学を出て3ヶ月で会社を退職、ぶらぶらとフリーター生活を送っていた誠治。
そんな中母親が鬱病を発症。
母の病気のためには引っ越さなければならないが、父親にその気はなく自分には経済力がない。
追い詰められた誠治は一念発起し真面目に就職活動を始めるのだが・・。

軽いエンタメ小説かと思って読み始めたらなかなかシリアスで重い。

母寿美子の病気の様子がリアルで鬼気迫るものがあり、胸が痛む。

誠治のようなどこか投げやりな若者も、誠一のような横暴な父親や寿美子のような内向的な母親もいかにも実在しそうな人物たちだ。

互いに無関心な家族関係もどこにでもありそうな家庭とも言える。

 

彼らだけでは物語がジトジトと停滞しそうだが、姉の亜矢子が誠治の目を覚ましてくれることとなる。

この亜矢子の存在が良い。

既に結婚して家を出た身でありながら、甘えた男性陣にしっかりと活を入れて家族再生の源となってくれる。

父親に従属する寿美子と全く異なるタイプの女性として強い存在感を放っている。


話が調子よく進み過ぎるところがあるが、寿美子の病状が切々と描かれる中での誠治の成長は心が晴れる。


父子関係の修復も一朝一夕でなし得ないところや、二人の会話などはリアルで想像しやく共感できる。


ただ終盤あまりにも誠治が一気に成長し過ぎる点と急に恋愛が絡んできた点が気になった。

ダメダメの誠治がたった半年で格好良くなりすぎである。

まあ、その軽さがあるから根底にある母親の病気の重さとのバランスが取れて読みやすくなっているのかもしれないが。


軽く読み流そうと思って手にとった本だが、思っていたよりも面白くて良い作品だった。

読了日:2010.1.12
★★★★☆

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2010年1月13日

ruru (11:42)

カテゴリ:国内小説一般有川 浩

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