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『わるじい秘剣帖』風野真知雄

じいじだよ-わるじい秘剣帖 (双葉文庫)


隠居後の暮らしに飽き飽きしていた元目付の愛坂桃太郎。
息子が芸者珠子に産ませた桃子の存在を知り夢中になる。
珠子がお座敷に出る間桃子の世話を引き受けるようになった桃太郎は次々と事件に遭遇し・・。


秘剣帖という割にチャンバラはあまりないが、孫の子守りをしながら事件を颯爽と解決していく姿が頼もしい。
奮闘する隠居老人の活躍が微笑ましく気楽に読める娯楽小説。

2015.9
★★★★☆

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2015年9月23日

ruru (15:36)

カテゴリ:国内小説一般その他の作家(一般)

『御用金着服-大富豪同心(17)』幡 大介


御用金着服-大富豪同心(17) (双葉文庫)
幡 大介


卯之吉は堤工事のための御用金を着服しては踊れや食べろと百姓たちに大盤振る舞い。
本人の知らぬ間に幕府の権力争いに巻き込まれ、美鈴や弥五郎たちは命をかけての攻防戦を繰り広げる。
卯之吉だけが我関せずと謎の測量に勤しむが・・。


大富豪同心シリーズも順調に17巻となった。
前巻に引き続き上州を舞台に新たな騒動が起こる。

マイペースな卯之吉に翻弄される仲間たち。
最後のいいとこ取りもいつも通り。

汗をかく庶民と浮世離れしたお坊ちゃま。

どたばたコメディでほぼ漫画だがそこが良い。

最近時代小説の中でこのシリーズが一番楽しみ。

書店で平置きしていないのが不満。


2015.7
★★★★☆

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2015年7月27日

ruru (17:02)

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『天下覆滅-大富豪同心(16) 』幡 大介


天下覆滅-大富豪同心(16) (双葉文庫)

天満屋とお峰、黒幕酒井信濃守らの陰謀により危機を迎えている上州倉賀野宿。 卯之吉一行勢揃いで立ち向かう大富豪同心シリーズ16巻。

卯之吉と祖父三国屋徳右衛門の浮世離れした言動、その他登場人物たちの立ち回りも漫画のようなコミカルな展開で楽しい。

身代わり役の役者由利之丞、剣術担当の弥五郎と美鈴、金をばらまく祖父徳右衛門、用心棒の三右衛門・・と皆役割も固定されて安心して読めるシリーズになっている。
全員合わせて同心"八巻卯之吉"となる設定が秀逸。

のほほんとマイペースながら最後に冴えた采配でいいとこどりの卯之吉も憎めない魅力がある。

しばらく定番の敵役だったお峰が消え、益々三国屋が栄えそうなところで今巻は終了。
江戸を離れるも良しとした15巻と16巻だったので、次は東海道というのもありか。


読了日:2015.6.
★★★★☆

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2015年6月29日

ruru (22:11)

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『誰かと暮らすということ』 伊藤 たかみ

会社で浮いている同期のセージと虫。 微妙な距離感の男女、行きつけのビデオショップ、店の客たち。 下井草という町を舞台に繰り広げられる群像劇。

何を求めてどうしたいのか。
曖昧なままなんとなく今いる場所以外のどこかを探している普通の人たちの物語。

これといった盛り上がりはないのだが、ソフトな空気感が割と好みで悪くなかった。

読了日:2015.4.
★★★★☆

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2015年4月11日

ruru (12:24)

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『天保百花塾』井川 香四郎

江戸の町方同心を退き、八王子宿にある寺子屋百花塾の手習い師匠となった大窪伝次郎。
家族を養うために悪さをする優等生龍馬、大店に生まれながら親子関係に問題を持つ晋作、母に捨てられた小五郎・・。
問題を抱える子供たちと真摯に向き合いながら伝次郎は八王子に馴染んでいく。

伝次郎の背景がよくわからないところがもやもやするが、実直な人柄で信頼を得ていく様は爽やか。
生徒の子供たちもそれぞれ特色があり、ヒロイン役の佳江の人柄も良い。

一話一話は各家庭の持つ問題と事件が絡んだ捕り物帖のような作り。
読後の印象が薄いがそれなりに楽しめた。


読了日:2014.10.
★★★☆☆

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2014年10月12日

ruru (22:03)

カテゴリ:国内小説一般その他の作家(一般)

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