詩集の最近のブログ記事

『友川カズキ 歌詞集 1974-2010 ユメは日々元気に死んでゆく』


過去の歌詞137選。
歌詞集というか詩集というか。
文学。

3800円とそこそこ価格がするので一瞬躊躇したが、収録たっぷりの特典DVDが付属しているので妥当だろう。
歌詞集だけ読んでも十分感じるものがあるし、DVDでライヴも聴けて二度美味しい。

西村賢太との対談というのがまたシュールで良い。
なんとぴったりな組み合わせか。

たまに取り出して何度も読み返している。

これを購入した後、本棚の奥から中原中也も探し出した。
10代の頃好きだった気持ちを思い出す。

何となくブログに載せたくなったので、ここに記録。

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2013年5月22日

ruru (14:49)

カテゴリ:詩集

『今日は死ぬのにもってこいの日』ナンシー・ウッド

大地に根付くインディアンの教え。

著者はニューメキシコ州サンタフェ郊外に暮らし、タオスのインディアンたちとの交流を持つ女性で、詩集のようなインタビュー集のような混在した作りとなっている。

ジョージア・オキーフが暮らした町と聞いて、あのメキシカンな?作品を思い出してみると街の情景が鮮やかにイメージすることができる。

全ての教えに共通するのは、自然と共生し自己の内部を見つめ、ありのままを受け入れるということ。

文明の恩恵を受けながら原始的な思想に惹かれるのが人間の不思議であり本能。

気になるタイトルとなった詩はこちら。

今日は死ぬのにもってこいの日だ。
生きているものすべてが、わたしと呼吸を合わせている。
すべての声が、わたしの中で合唱している。
すべての美が、わたしの目の中で休もうとしてやって来た。
あらゆる悪い考えは、わたしから立ち去っていった。
今日は死ぬのにもってこいの日だ。
わたしの土地は、わたしを静かに取り巻いている。
わたしの畑は、もう耕されることはない。
わたしの家は、笑い声に満ちている。
子供たちは、うちに帰ってきた。
そう、今日は死ぬのにもってこいの日だ。

死でさえも自然と共に静かに受け入れようとする思想は、やはり文明国に生きる人間なら誰もが憧れるものではないだろうか。

巻末には原文英語も掲載されている。
英語の理解度が高い人はニュアンスの違いも楽しめるはず。

読了日:2012.7.18
★★★★☆

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2012年7月20日

ruru (00:49) | コメント(2)

カテゴリ:詩集

『いのちのうた―まど・みちお詩集』まど みちお

まどみちおさんの詩集。

「ぞうさん」「やぎさん ゆうびん」「一ねんせいになったら」など有名な童謡だけでなく、戦時協力詩、2000年代の生と死を考えるような詩まで長年に渡って書かれた様々な詩をまとめている一冊。

可愛らしい言葉遊びの詩もあれば、哲学的な詩もあるが、一貫して感じるのは全ての命慈しむ愛と瑞々しい感性。

人間だけでなく植物にも動物にも、時には物に対してでも生き生きとした意思を感じさせられる詩の数々は気持ちをとても爽やかにさせてくれる。

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2011年12月11日

ruru (18:06)

カテゴリ:詩集

『百歳』柴田トヨ

100歳になられたトヨさん2冊目の詩集。
前作がとても良かったので今回も迷わず購入した。

とても優しい詩ばかりで心が潤う。
これが100歳の方が作り出しているかと思うとますます含蓄ある言葉に感じられるのが魅力だろうか。

東日本大震災を経て被災者の方への詩もある。
被災者の方がトヨさんの詩に励まされているというテレビ番組を見たが、素晴らしいことだと思う。
元気が出ない時に取り出して読みたい詩集。

振り込め詐欺防止ポスターへ寄せた詩はトヨさんらしくて良かった。
依頼した警察もグッドアイディアだと思う。

後半はトヨさんのインタビューになっていて、それもまた人生の重みを感じられるもので良かったのだが、何とか埋めて100歳で2冊目を発行したいという出版社の意図が透けて見えるような気がしたのは興ざめである。


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2011年10月23日

ruru (22:51)

カテゴリ:詩集

『くじけないで』柴田 トヨ

90歳を過ぎて詩を書き始めたという柴田トヨさんの詩集。
多くのマスコミに取り上げられているので知ってはいたものの、何気なく書店で立ち読みしてみて即購入してしまった。

ユーモラスに語った日常生活、深い愛情に満ちた夫婦・親子愛、優しく励ます若年者への言葉。

人柄が言葉ににじみ出ているのはトヨさん個人の優しさからだろう。

心にじんじんと響いてくる温かい詩集だった。

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2011年2月11日

ruru (00:49)

カテゴリ:詩集

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