「江戸と北京 18世紀の都市と暮らし」@江戸東京博物館

江戸東京博物館で開催中「江戸と北京 18世紀の都市と暮らし」のブロガー内覧会に参加しました。

中国北京にある首都博物館との共同企画で、「住まう」「商う」「装う」「育てる」「学ぶ」「歳時」といったテーマに合わせた展示で両都市を比較していける展覧会です。

 

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地図、建築模型、生活道具、書物等々展示物は多種多様。

江戸と北京でパネルの色が分かれているのでとても見やすかったです。

 

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見どころは当時の街並みや風俗などが読み取れる絵巻3点です。

 

江戸・日本橋の賑わいを描いた《熈代勝覧》では当時の店先の様子、人々の服装や表情まで読み取ることができます。

いつもはベルリン国立アジア美術館にあるので鑑賞できる良い機会です!

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《熈代勝覧》 

 

乾隆帝80歳の式典に沸く北京の風景を描く《乾隆八旬万寿慶典図巻》は日本初公開!

色彩もきれいな絵巻で象など描かれていてどこか南方の香りもしました。

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《乾隆八旬万寿慶典図巻》

 

康熙帝60歳の式典を描いた《万寿盛典》は、色はありませんが細かく行列や見物客が描かれて合わせて長さ50mにもなるという大作です。

祝賀の様子と一緒に町の暮らしも垣間見えて面白い。

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《万寿盛典》

 

どれも細かいので単眼鏡があると良いです。

 

 

着物や生活用品などの展示も多く、個人的には北京の刺繍にとても惹かれました。

虎の刺繍が可愛らしい端午の節句の腹掛けや・・・ 

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《五毒肚兜》

 

虎と花の刺繍が豪華な叩き道具。

布団などを叩くらしいですがなんて勿体ない。

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綉b花拍子》

 

これはすごいと思ったのは刺繍で文字が書かれた経本です。

さすが中国の工芸技術。

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《博爾済特式彩綉地蔵経

 

 

その他興味深かったもの。

北京で使われていた様々な看板の中にイスラム教徒用の軽食店看板というのがありました。

この頃の北京は多民族が暮らし、異文化が混ざり合って都市を形成していたというのがよくわかります。

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《回民小吃幌子》

 

科挙の試験用カンニングペーパー。

米粒のような文字がぎっしり並び、まるで工芸品のようでした。

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《夾帯》

 

博物資料が多いですが、沈南蘋の掛け軸や浮世絵、陶磁器なども展示されていて美術的観点でも楽しめました。

 

この展覧会はモンチッチとコラボしています。

北京でも開催するようですが、中国でモンチッチが人気だと聞いたことがあるのでぴったりですね。

限定グッズも色々出ていて可愛かったです。

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開催は4月9日まで。

※博物館より特別な許可を得て写真撮影をしております。

 

「江戸と北京-18世紀の都市と暮らし-」
■会場:江戸東京博物館
■会期:2017年2月18日(土)~2017年4月9日(日)
■休館日:毎週月曜日 (ただし、2017年3月20日(月・祝)は開館、翌21日(火)は休館)
■開館時間:午前9時30分~午後5時30分(土曜は午後7時30分まで ※入館は閉館の30分前まで)

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2017年3月19日

ruru (18:30)

カテゴリ:旅行・イベント美術館・博物館鑑賞

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