「シャセリオー展 19世紀フランス・ロマン主義の異才」@国立西洋美術館

上野にある国立西洋美術館では2月28日から「シャセリオー展 19世紀フランス・ロマン主義の異才」が開催されています。

前日のプレス内覧会に参加する機会をいただきましたのでお邪魔してきました。

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シャセリオーのことは知らなかったのですが、わずか11歳でアングルの弟子となり「この子はやがて絵画のナポレオンになる」と言われたほどの天才画家とのこと。

大規模な回顧展は今までフランスでも2回ほどしか開催されておらず、日本では今回が初めて、もしかするともう最後かもしれない貴重な展覧会だそうです。

37歳と早逝のため作品は少ないとの説明でしたが、10代から活躍した画家のためか想像以上に幅広く数多い作品が展示されていました。

ドラクロワに大きな影響を受け、師であるアングルの下を離れロマン主義に。

アルジェリアを旅行して描いた東方趣味の作品の数々も含め絵画や素描だけでなく壁画の習作まで合わせて数十点。

影響を与えたモローやシャヴァンヌの作品の展示もあり、シャセリオーを知らなかった者でもその画業と魅力を理解しやすい展覧会でした。

音声ガイドのスペシャルナビゲーター山田五郎さんによるかみ砕いた解説も面白くてわかりやすい!

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下がポスターなどに使われている《カバリュス嬢の肖像》。

当時は評価が低く美しくないとされたそうですが、私はチラシを見た時からとても美しいと思って惹かれていました。
ブーケは紫陽花?そんなばかなと疑問でしたがすみれと知って納得です。

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ちょっとショッキングだった腋毛のある裸婦像。

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左がシャセリオー。

容姿に恵まれていないことを気にしていたとのことですが、この自画像を見る限りそうでもないような。
絶世の美女や公女を恋人にしていたのは才能が女性を惹きつけていたのでしょうか。

ちなみに右は常設展示の企画展「日本・デンマーク外交関係樹立150周年記念 スケーエン:デンマークの芸術家村」より。
スケーエン美術館所蔵の作品が来日しているようです。
近日こちらも是非見たいと思っています。

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※館内写真は関係者より特別にいただいて掲載しています。

(2017.2.27)

「シャセリオー展―19世紀フランス・ロマン主義の異才」
■会場:国立西洋美術館
■会期:2017年2月28日(火)~2017年5月28日(日)
■休館日:月曜日(ただし、3月20日、3月27日、5月1日は開館)、3月21日(火)
■開館時間:午前9時30分~午後5時30分 毎週金曜日:午前9時30分~午後8時 ※入館は閉館の30分前まで

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2017年3月 1日

ruru (22:25)

カテゴリ:旅行・イベント美術館・博物館鑑賞

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