ルーベンス 栄光のアントワープ工房と原点のイタリア@Bunkamuraザ・ミュージアム

ルーベンスで連想するのは「フランダースの犬」というのは私だけでしょうか?

作品を観ることができれば死んでも満足とはどれほど素晴らしい画家だったのだろうという思いがずっとありました。

それと同時にルーベンスと聞くと可哀想なイメージとリンクしてしまい、敢えて自ら観たいと思わなかった画家でもあります。
もちろん何らかの展覧会で1点2点と触れる機会はあったのですが。

そんなルーベンスの展覧会「ルーベンス 栄光のアントワープ工房と原点のイタリア」が渋谷のBunkamuraザ・ミュージアムで開催されています。


パトラッシュの姿も。


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(絶対お金を入れたくなる盲導犬育成の募金箱♪)


ルーベンスは画家として名声を得た後、工房を立ち上げて多くの作品を作り出しています。
弟子の才能には随分差があり、作品のかなりの部分はルーベンスの力量に頼るものだったそう。

それでも見込んだ画家に風景や動物などを描いてもらうなど、完全分業制で作品を仕上げていたようです。
"同じ画面上の異なる作風の共存は逆に大きな魅力となった"との解説がありました。

なるほど。
う~ん、作品として完成度が高いのはそのおかげなのかなあ?
私ごときは言われたらそうなのかと素直に思うだけで、知らなければ一人の画家の作品として観ているだけだと思う^^;


工房作品にはルーベンスの作品と左右反転のものがあったり、比較できるのは面白かったです。


1番良かったと思うのはルーベンスの《せめぎ合う躍動感と緊張感》。
迫力ある構図かつ美しさがあって気に入りました。


あと面白かったのはスネイデルスの《猟犬に襲われる猪》。
題材も刺激的だし、臨場感があって印象に残ります。


《キリスト降架》や《聖母マリアの被昇天》など、「フランダースの犬」に出てきた絵画は、弟子の作品が来ていました。
なんだかやっぱり悲しい気持ちに。。
子供の胸に響いた感情って何十年経っても後を引くものだなあ。
懐かしい音楽を聴くと当時の感情が蘇るのと同じです^^;


ルーベンスにとってラファエロの影響が大きかったらしいですね。
丁度今上野の西洋美術館でラファエロ展が開催中なので、同時期に観ると面白そう。
チケットは買ってあるので早く行かねば。


目の前のドゥマゴカフェのお花が綺麗でした♪

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(2013.3.19)


「ルーベンス 栄光のアントワープ工房と原点のイタリア」
■会場:Bunkamuraザ・ミュージアム(東京都渋谷区)
■会期:2013年3月9日(土)~4月21日(日)
■休館日:会期中無休
■開館時間:10:00~19:00 毎週金・土曜日は21:00まで


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2013年3月31日

ruru (12:53) | コメント(2)

カテゴリ:旅行・イベント美術館・博物館鑑賞

コメント(2)

こんにちは。
私もルーベンス(栄光のアントワープ工房と原典のイタリア)展に行ってきました。
作品展で観た作品を思い出しながら、ブログを読ませていただきました。
今回の作品展で私は、「聖母子と聖エリザベツと幼い洗礼者ヨハネ」と
「復活のキリスト」が何か作品に温かみがあり、好きになりました。

私も今回展示されていた代表的作品を通して、
ルーベンス美術の魅力を私なりにまとめてみました。
よろしかったら、ぜひ一読してみてください。
ご感想、ご意見などどんなことでも結構ですから、
ブログにコメントなどをいただけるとうれしいです。


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