南桂子展船の旅@ミュゼ浜口陽三・ヤマサコレクション

ミュゼ浜口陽三・ヤマサコレクションでは、現在「南桂子展船の旅 詩と童話と版画の世界」が開催中です。

場所は水天宮前。
三番出口を出たら目の前にあります。

ちょっと和風テイストのモダンな入口がそうですが、カフェもあってメニューが出ていたりするので美術館だと分からない人も多いかも。

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南桂子は浜口陽三の奥さんです。
浜口陽三はヤマサ醤油創業家の出身なのでここも多分ヤマサの経営なんでしょう。

カフェには醤油アイスとかあって美味しそう!
入場するとカフェの割引券をもらえますが、いつも急いでいて利用したことがない・・^^;

私はかなり浜口陽三の静謐な雰囲気の版画が好きなのだけど、南桂子の作品は全然違ったテイストです。

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お城に少女に動物たちばかりでメルヘンなのだけど、どこか前衛的。
東欧系芸術の印象と似ているな、と思いました。
決して可愛らしさに溢れてはいない、何となくシュール・・けれどメルヘンではある。。

私はずっと版画家だと思っていましたが、元々は童話作家とは知りませんでした。
壺井栄に師事していたのだとか。(あの『二十四の瞳』の作家です)

そのため今回の展覧会も、版画の展示以外に詩や童話も発表されていました。
別々に創作されていて、絵本展のような楽しみ方ができなかったのは残念。
絵は絵、文は文、で鑑賞しなければいけません。

文章は船でフランスへ渡った時に綴られた詩の紹介がメインです。
海外へ行くのが大変だった頃、見るもの全てが新鮮だったのではないでしょうか。
詩は生き生きとした明るさに溢れていました。

少しは浜口陽三の作品の展示もありました。
私はやはりこちらの方が断然好き!
あの空気感がたまらない!!

でも南桂子を好きだろうってタイプの人もたくさん思い浮かぶ^^;
特に女性。

生誕100年記念の巡回展はなかなか盛況だったようですが、こちらでは静かであまり人もいない中、ゆっくりと鑑賞することができるのでオススメです♪


(2012.7.3)



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2012年7月 9日

ruru (23:14)

カテゴリ:旅行・イベント美術館・博物館鑑賞

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