大正・昭和のグラフィックデザイン・小村雪岱展@ニューオータニ美術館

ホテルニューオータニ内のニューオータニ美術館では「大正・昭和のグラフィックデザイン 小村雪岱展」が開催中です。

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レトロモダンな挿絵は、私の好きなジャンルの1つ。
日本本来の美意識と明治維新後急激に押し寄せてきた西洋文化との融合が落ち着いてきた頃が大正~昭和初期なのではないかと思ったりします。

小村雪岱は、浮世絵のような雰囲気ながら構図やモチーフにモダンな要素があるところが魅力的。

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展示は肉筆画もありますが、メインは挿絵を手がけた書籍そのものです。
原画でなくとも、月日が経ち、本そのものが芸術作品となったわけですねぇ。

昔の本のカバーは箱型ですが、表紙と違うデザインのものも多く2種類楽しめるのが楽しい。

雪岱と言えば泉鏡花。
鏡花の作品が持つ濃い空気感に驚くほどしっくりくる。。

もちろん挿絵画家として大成した人なので、他の作家の作品の挿絵も数多く手がけています。
里見弴、水上龍太郎、田山花袋、谷崎潤一郎、子母沢寛など数多くの有名作家の書籍が展示されていました。

舞台装置の原画もありました。
知らなかったけれど歌舞伎の舞台なども手がけていたのですね。
言われてみればぴったりです。

それほど広い展示会場ではないのですが、書籍の表紙、カバー、挿絵・・とじっくり鑑賞していくと結構時間がかかりました。
今回の展示は約200点とのことです。

それでもニューオータニ美術館は人が少なくてゆったり鑑賞できるのでノンストレスなのが良いところ^^
本館から入るとガーデンコートにある美術館まで遠いので要注意。。


「大正・昭和のグラフィックデザイン 小村雪岱展」
■会場:ニューオータニ美術館(ホテルニューオータニ ガーデンコート6階)
■会期:2012年10月6日(土)~11月24日(日)
■休館日:月曜日(ただし10/8は開館)、10/9(火)
■開館時間:10:00~18:00(入館は17:30まで)


(2012.10.10)


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2012年10月13日

ruru (18:14)

カテゴリ:旅行・イベント美術館・博物館鑑賞

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