齋藤茂吉と『楡家の人びと』展@世田谷文学館

世田谷文学館では、齋藤茂吉生誕130年を記念して「齋藤茂吉と『楡家の人びと』展」が開催されています。

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10月24日は北杜夫さんの一周忌のため入場が無料になっていました。
北さんが亡くなってからもう1年経つのですね。
私はお兄さんのモタさんも好きだったけれど、モタさんがなくなってからも随分経ってしまいました・・。

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さて、この展覧会は北杜夫の『楡家の人びと』と齋藤茂吉評伝を軸に、昭和の代表的歌人である齋藤茂吉とその家族たちにスポットを当てたものとなっています。

『楡家の人びと』のモデルとなっている齋藤家。
登場人物たちの比較や名場面の再現、実際の写真や持ち物など現実と小説の世界が結びついて楽しい楽しい。

青山脳病院の豪華さときたら・・。
一代で大病院を築き上げた紀一もすごいし、跡を継ぎながら歌人としても名を残した茂吉もすごい。
しっかり血を受け継いで医師となり文筆家としても数々の作品を遺した兄弟もすごい。

失敗したのは『楡家の人びと』を読み返してから行けば良かったということ。
随分昔に読んだきりですっかり忘れています。。
帰ってから早速新装版の文庫を買いました。

それでも可愛いイラストを使ったわかりやすい展示になっていたので助かった^^;

知れば知るほど個性的な人ばかりで小説のネタには苦労しないだろうと苦笑してしまいます。
他にもお母さんとか叔父さんとかお手伝いのひととか・・。


後半の評伝の方では、北さんの評や回想などと共に茂吉の歌がパネル展示されていました。

茂吉の歌はどこか寂しい印象があったのですが、こうやって生涯をまとめた展示と共に見ると納得然り。
北さんとモタさんはあんな感じなのに^^;

モタさんの航空会社バッグコレクションとか北さんのマブセ共和国の写真とか笑えるコーナーもありました。

齋藤茂吉が好きな人も、息子さんたちが好きな人も皆楽しめる展覧会になっていて、かなり見ごたえがあります!


ちなみに次回は寺山修司。
世田文のやる気(゚Д゚)

(2012.10.24)


「齋藤茂吉と『楡家の人びと』展」
■会場:世田谷文学館(東京都世田谷区)
■会期:2012年10月6日(土)~12月2日(日)
■休館日:月曜日
■開館時間:午前10時~午後6時(入館は午後5時30分まで)


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2012年10月29日

ruru (22:51)

カテゴリ:旅行・イベント美術館・博物館鑑賞

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