篠山紀信展 写真力@東京オペラシティアートギャラリー

話題の写真展「篠山紀信展 写真力」へ行ってきました!
会場は初台にある東京オペラシティアートギャラリーです。

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さすが有名写真家。
展示風景がテレビなどでたくさん取り上げられていましたね。
それもあってか平日にもかかわらず会場は老若男女で込み合っていました。


会場に入るとすぐは「GOD」(鬼籍に入られた人々)のセクション。

有名人ばかりでどれも目を引く写真ですが、三島由紀夫と勝新太郎の迫力が印象的。

勝新太郎の写真は都庁前で座頭市を演じているのですが、その背景選択のセンスもさることながら、勝新太郎自身の気迫に圧倒されて改めてすごい役者だったと思い出しました。


次のセクションは「STAR」(すべての人々に知られる有名人)。

名のある芸能人やスポーツ選手などの写真になります。
有名人ばかりなのですが、時代が前後しています。

70年代の若かりし小林旭、舟木和夫、田村正和、加賀まりこがいれば80年代の吉永小百合に大江健三郎・・90年代の安室奈美恵、北野武・・最近の蒼井優。。

その混合具合が絶妙。
昔の写真では意外とすぐに誰だかわからず、作品リストと照らし合わせながら鑑賞しました。
野田秀樹と大竹しのぶの写真が並んでいるのには苦笑。


「SPECTACLE」(私たちを異次元に連れ出す夢の世界)は、歌舞伎の写真が多数で嬉しい!

玉三郎丈の美しさが半端ないです 。゜゜(´□`。)°゜。
3枚ありましたが、支度中の写真も面白いですね。

また、口上姿の写真では客席からでは見えない表情を捉えていて楽しかった!

このセクションにはディズニーなどもあったのですが、着ぐるみたちが表情豊かに収まっていて不思議な気がしました。
あ、着ぐるみとか言うとディズニーファンに怒られるかな^^;
ただ変えられないはずの表情があまりにも写真に合わせた自然な表情に見えるように配置されていたのがすごいなって思ったのです。



次は「BODY」(裸の肉体、美とエロスと闘い)。

樋口可南子や宮沢りえのヌード、当時話題になったけれどきちんと観たのは初めて。
他の女優さんも美しいですね。

かと思えばマラーホフやルグリの男性ヌードも美しい。
女性的な美しいヌードも鍛え上げられた肉体の男性ヌードもどちらも魅力的です。

そしてこのコーナーには大迫力の"大相撲""刺青の男たち"も展示されていました。
テレビで見てはいましたが、会場で見ると迫力が全然違います!


最後には「ACCIDENTS」(東日本大震災で被災された人々の肖像)のセクション。

こちらは篠山紀信が被災地へ出向いて撮影した現地の方々の写真です。
それぞれの表情に何を感じるのか・・見つめるほど印象が変わってきた気がします。


この展覧会、写真はもちろんなんですが"展示"がすごいです!
会期前のテレビ番組でご本人が写真の配置にこだわっているところを見ましたが、大きさや並べ方など会場の作りを活かしたダイナミックな展示が本当に芸術的。

もっとおとなしい写真展しか見たことがなかったので衝撃的^^;
うまく説明できないですが。

誰でもが圧倒され楽しめる写真展になっているのではないでしょうか。


(2012.10.24)


「篠山紀信展 写真力」
■会場:東京オペラシティアートギャラリー(東京都新宿区)
■会期:2012年10月3日(水)─ 12月24日(月・祝)
■休館日:月曜日 (祝日の場合は翌火曜日)
■開館時間:11:00 ─ 19:00(金・土は11:00 ─ 20:00/いずれも最終入場は閉館30分前まで)

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2012年10月26日

ruru (01:07)

カテゴリ:旅行・イベント美術館・博物館鑑賞

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