エル・グレコ展@東京都美術館

スペイン三代画家の一人「エル・グレコ展」が東京都美術館で開催されています。

ちなみに他の二人はベラスケスとゴヤ。

これほどの規模の大回顧展は日本では25年ぶりだとか。


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エル・グレコと言えば宗教画。
同じ上野にある西洋美術館にも《十字架のキリスト》があって、長い間私の中でのエル・グレコはイコールこの絵でした。。
日本では大原美術館の《受胎告知》も有名だけど、こちらの方がグレコの良さを感じられる大作かな。

今回の展示も多少肖像画があるものの、ほとんどはやはり宗教画です。
どれもこれもがグレコ流。
この個性が当時から認められていたというのは本当に驚きです。


目玉は何と言っても《無原罪のお宿り》!!

高さ3メートルを超えるという大きさ。
天上の世界へ繋がっていますよ・・。
教会で見ると更に迫力がありそうです。

独特の色彩と迫力ある筆遣い、デフォルメされた人物像。
エル・グレコが描くと聖書の中の物語が生々しさを持つような気がします。


意外と肖像画も描いていたみたい。
《白貂の毛皮をまとう貴婦人》などは、綺麗な絵画でグレコの作品とはわかりません。
まあ他の肖像画は大体独特の色調でグレコらしさがあったように思いますが。


そういえば《燃え木で蝋燭を灯す少年》を西洋美術館で観たのはいつだったのだろう。

ほわ~っと灯る暖かな光の陰影に魅せられて、宗教画家としか観ていなかったエル・グレコへの認識が変わった作品です。
カポディモンテ美術館展かな?

再会できて嬉しい♪
この絵とても好き。


薄暗い会場の雰囲気がグレコの世界観にあっていてとても良かったです。

キリスト教の宗教画は日本人には馴染みが薄いこともあってか、これだけの大展覧会の割に空いているのが印象的でした。
勿体無いなあ。


写真撮影コーナーもありました。


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フェルメール展でもあったし、撮影したいお客のニーズに答えてるんでしょう。
観光地っぽいけれど・・こういうの良いと思う^^b


(2013.2.22)


「エル・グレコ展」
■会場:東京都美術館 (東京都台東区)
■会期:2013年1月19日(土)~ 4月7日(日)
■休館日:毎週月曜日
■開館時間:9:30~17:30( 金曜は20:00)

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2013年3月 8日

ruru (18:44)

カテゴリ:旅行・イベント美術館・博物館鑑賞

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