大妖怪展ー鬼と妖怪そしてゲゲゲ@三井記念美術館

夏休みに合わせて妖怪関係の特別展がいくつか催されています。

その中の一つ三井記念美術館「大妖怪展ー鬼と妖怪そしてゲゲゲ」へ出かけてきました。


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お馴染み歌川国芳や月岡芳年などの妖怪浮世絵、絵巻、ちょっと無理やり三井ならではの能面、水木しげるの漫画の原画とバラエティ豊かな展示になっています。

浮世絵に限らず様々な作品に描かれている妖怪が、古代から生活に根付いていたことがよくわかります。
百鬼夜行なども日本人なら常識となっているし。


国芳の《相馬の古内裏》と、モチーフにした水木しげる《がしゃどくろ》と両方観られたのは面白かった!

砂掛け婆、子泣き爺など容貌が曖昧な妖怪については伝承を元に創作したという水木しげるの言葉が紹介されていました。
えっ!もう子供の頃から刷り込まれているので、その姿しか思い浮かばないよ。。

まあそもそも浮世絵などに描かれている妖怪も創作が入っているとも言われているのでそうやって未来へと語り継がれていくのでしょう。

恐れ愛されてきた妖怪が、科学が発達した平成の世においても親しまれているのは人間界の不思議なところです。


最初能面は無理やりだなあと思ったけれど、天狗や鬼など妖怪信仰と通ずるものがあって展覧会にスムーズに溶け込んでいましたね。


『しゃばけ』の世界じゃないですが、《付喪神絵詞》など器物の妖怪たちのコーナーも可愛さがあって楽しめます。


意外とあっさりとした展覧会でしたが、一番の見所がどこなのかというと・・水木しげるの原画でしょうか。
結構大判のカラー原稿多数で見ごたえがありました。
いきなり漫画のコーナーになってお年寄りの方はあまり興味なさそうにしていましたが、未来には歌川国芳以上の扱いになるんじゃないかと密かに思っています^^

(2013.7.9)
「大妖怪展ー鬼と妖怪そしてゲゲゲ」
■会場:三井記念美術館(東京都中央区)

■会期:2013年7月6日(土)~9月1日(日)
■休館日:月曜日
■開館時間:午前10時~午後5時(入館は閉館の30分前まで)

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2013年8月 5日

ruru (11:43)

カテゴリ:旅行・イベント美術館・博物館鑑賞

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