クインテット-五つ星の作家たち@損保ジャパン東郷青児美術館

損保ジャパン東郷青児美術館で開催される「クインテット-五つ星の作家たち」展のweb内覧会に参加してきました。
開催1日前の夜間にギャラリーツアー付で特別に鑑賞させていただけました。

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西新宿の高層ビル街にある損保ジャパン本社ビル42階にあるこの美術館。
展示室前から見える夜景も綺麗です。


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(右側に見える個性的なビルは東京モード学園)


今回の展覧会は"風景"をテーマに制作している5人の作家さんたちを紹介したもの。
全員女性で30年くらいのキャリアのある方ばかりとのこと。

"風景"と言っても写実的なものではなく、どの作家さんも抽象的な作風です。


展示室に入るとすぐは児玉靖枝さんの展示スペース。
春から夏、秋、冬へと順に鑑賞できるようになっています。


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学芸員さんのお話では、児玉さんはスケッチはせずにデジカメで景色を撮影して描くのだそうです。
感覚的な自然の風景に季節を感じました。




他の4作家さんは展示室が変わります。


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入ってすぐ右側が川田祐子さんのスペース。

個人的には一番好みでした。
天地創造のような厳かな世界観、作品に向かい合うことで自分の内面に向かい合わされるような強い問いかけを感じるというか・・。
何となく怖さもあるけれど一番想像力が沸く作品群だったと思います。


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記憶の風景をハッチングとスクラッチという技法で描いているそうです。
制作風景がYoutubeにアップされていました♪


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うーん、繊細な作業・・。


向かい側は金田実生さん。

キャンバスではなく紙を使い、タイトルからイメージを膨らませて心象画を描かれるそうです。

紙のにじみのせいでしょうか。
柔らかく優しい不思議な世界観はぱっと見た最初の印象よりも長く見つめるほど惹きつけられていきます。


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毎日眺めていたらその度に違うものが見えてきそうで鑑賞の楽しさを感じさせてくれました。


奥の右側は森川美紀さん。

趣味の登山の記憶を元に描かれるとか。
どの作品にも家が浮かび上がっているのが特徴です。


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にじみがあやふやになった記憶の不安定さと幻想的な世界観を醸し出しています。


左側は浅見貴子さん。

紙の裏に描きにじみを作品とする水墨画の現代画で、遠めにもインパクトがあります。
色を重ねる順番も逆だそうです・・なんという緻密さ。


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モダンなので若い人や海外で人気なのではないでしょうか。


この展覧会は照明のルクス数から展示の配置まで作家の意図のままインスタレーションとして展示しているそうです。
それぞれ作風が違うものの1つの空間に違和感なく馴染んでいて落ち着く空気感でした。

現代美術の抽象的な作品ばかりですが小難しさは皆無です。
どれも鑑賞者の想像力をかきたててくれますが、ただ綺麗だなあと眺めても楽しめると思います^^
開催期間中写真撮影もOKなのも良いですね。


「クインテット-五つ星の作家たち」
■会場:損保ジャパン東郷青児美術館(東京都新宿区)
■会期:2013年1月11日 (土) ~ 2月16日 (日)
■休館日:月曜(1月13日・2月11日は開館)
■開館時間:午前10時-午後6時(入館は午後5時30分まで)

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2014年1月13日

ruru (12:00)

カテゴリ:旅行・イベント美術館・博物館鑑賞

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