パウル・クレー展 おわらないアトリエ@東京国立近代美術館

竹橋の近美で開催中のクレー展へ。

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クレーのファンは老若男女を問わずらしい。
平日午前中にも関わらず、多くの人で賑わっていました。
実は私も結構好きなんですよね、クレー。

今回の展覧会の面白いところは、技法ごとの展示になっているゾーンです。

プロセス1.写して/塗って/写して|油彩転写の作品
プロセス2.切って/回して/貼って|切断・再構成の作品
プロセス3.切って/分けて/貼って|切断・分離の作品
プロセス4.おもて/うら/おもて|両面の作品
と作品の作り方ごとに分けた展示がされていて、それぞれの作成方法ごとに作品を鑑賞できるようになっています。

例えばプロセス1では転写前の素描と油彩転写画を対比して見る事ができるし、プロセス2や3では切断前の作品が写真で添えられていて構成を理解することができます。
プロセス4では作品の裏に回って裏表を比べたり・・といった具合です。

これが楽しかった!
なるべくしてなった作品の"元"を見ると、クレーの頭の中を覗いているような気持ちになってきます。

今回は音声ガイドも借りました。
壁の説明と合わせると理解度が上がって尚楽しめます。

展示も変わっていて迷路のようになっているので、足元の線を間違えてさまよっているご年配の方々が結構いらっしゃいました^^;
面白い展示方法だけど人によっては進路方向が分かりづらいかもしれないですね。

ゆるゆるとプロセス毎の作品を堪能しました。
クレーは抽象画ながら柔らかい色調が魅力的です。
前衛的なのになんとなく暖かい印象。

クレーの作品は度々目にすることができますが、こうした展示方法で一度に多くの作品を見れる機会はないと思うのでお勧めの展覧会です。

7月31日(日)まで東京国立近代美術館にて。
http://klee.exhn.jp/


(2011.7.8)





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2011年7月10日

ruru (00:20)

カテゴリ:旅行・イベント

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