時を越えてー静物と風景画展@ホキ美術館

昨年オープンしたホキ美術館へ初めて行ってみました!
千葉市と言えども駅は外房線の土気。
ちょっと遠いイメージで躊躇していましたが、いざでかけてみるとそうでもなかった。
千葉駅から電車20分、バス5分程度ですが、バスの数がびっくりするほど少ないので車で行くのが無難な場所なんでしょうね。

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パンフレットなどの各種情報によれば、昭和の森横という立地から自然に囲まれた美術館かと思っていましたがそうでもない^^;

新興住宅街に立派な建物が突如現れるのですぐにわかります。
千葉の奥だけあって広い駐車場と案内の方がいます。

しかし美術館の中からご近所の洗濯物も見えるじゃあないですか。。
美術館が出来てびっくりしただろうなあ、ご近所の方は^^;
でも隣に美術館があるって贅沢ですね!

一応後ろの森が昭和の森かと思われます。

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さて、ホキ美術館は日本初の写実絵画専門美術館です。
昨年11月にオープンし、直後はものすごい混雑だったようですが今なら空いています♪

現在はオープン以来2つ目の展覧会「時を越えてー静物と風景画展」を開催中。
1Fのギャラリー1が企画展の展示でした。

入るとすぐに島村信之さんの"ロブスター"。
これがすごい迫力で、圧倒されます。
1枚目入り口に掲げて引き込もうという演出が見え見えながらも抗えないw

写真じゃないかとつい目を近づけてしまうようなリアルな質感の作品に驚かされたり、美しい風景画にみとれたり。

五味文彦さんのレモンとか本当にすごい。。
レースの質感と果物の瑞々しさの組み合わせが驚きと感動を与えてくれます。

このホキ美術館は細長い作りの美術館なので、絵画が両壁に展示されていて見方に迷います。
前見て後ろ見てを繰り返すのか、ぐるりと回って戻ってくるのか?悩ましい^^;
ちょっと面白い作りですが特徴があっていいし、何より新しい美術館なので綺麗!

地下一階に下りるとギャラリー2~5とカフェがあります。
ギャラリー2では、力が入っている森本草介作品のゾーン。
館長さんの力の入れ方と尊敬の念を感じることができます。
女性の髪やラインが柔らかく美しい絵画が並びます。

ギャラリー3では野田弘志さんら著名な画家たちの展示。
風景画、静物画、人物画などテーマはそれぞれです。
同じ写実でも作者によって作風が全然違います。
リアルさを追求しているもの、抽象的な要素も含まれていると思われるものなど色々なんですね。

ギャラリー4は新人作家コーナーらしいのですが、私のような素人には違いわからず。。
犬の絵が可愛かったな、とか^^;

そしてギャラリー5では何故か板谷破山ら陶磁器展示。
館長さんが集められたのでしょうか。
破山作品が多いですが、写実の合間にメリハリが効いて良い趣向ですね♪
奥の方に富本憲吉の大徳利があるので見落とし注意です。

地下2階にはギャラリー6~8。

ギャラリー6では中山忠彦作品などの展示。
西洋衣装というのが不思議なんですが、モデルは常に奥様なんだとか。

奥に進むとギャラリー7。
原 雅幸さんの風景画は綺麗でほっとする雰囲気。
ついつい見入ってしまいます。

そしてこの美術館の肝・ギャラリー8がとても良い!
作家ごとの"代表作"の展示コーナーなのですが、作品前に座って作者のメッセージを聞く事ができるようになっています。

丁度空いていたので、全作品メッセージを効きながらゆっくり鑑賞しました。
作成裏話や芸術への思いなど作者ごとに内容は異なりますが、理解が深まって面白いです。

やはり現在の作家さんばかりというのが良いのですね。
そういえば以前BSの「ぶらぶら美術・博物館」のホキ美術館編でも、しっかり作家さんを呼んでの解説があって面白かったなあ。

自分のコレクションを中心に美術館を設立するって素晴らしい話。
憧れる・・。

場所がちょっと不便ですが、素敵な美術館なのでたくさんの人に見て欲しいですね。
立派なレストランもありますが、こちらは鑑賞前に予約した方が良いのかも。
寄ろうと思ったら50分待ちで止めました^^;


(2011.7.13)


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2011年7月14日

ruru (17:24)

カテゴリ:旅行・イベント

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