六月大歌舞伎(猿翁・猿之助・中車襲名披露)@新橋演舞場

新橋演舞場で六月大歌舞伎を鑑賞してきました!
昨年から楽しみにしていた澤瀉屋の襲名披露公演です。

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香川照之が歌舞伎界入りして中車を継ぐことでワイドショーの話題は持ちきりだったので、普段は歌舞伎にあまり興味のない人も注目している公演ではないでしょうか。

私もそこは気になる。
応援したい気持ちもすご~くある。
・・だがしかし!メインは亀ちゃんの猿之助襲名じゃないのか~って気持ちがあってちょっと複雑^^;
もちろん猿之助さんの猿翁襲名も重要ですが。

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しかしなんだかんだ言っても血のつながりってすごい。
白塗りしたら皆そっくりですよ。。

さて、今回私が出かけたのは夜の部のスーパー歌舞伎「ヤマトタケル」です。

口上がある昼の部のチケットが取れなかったのでがっかりしていたのですが、夜の部のスーパー歌舞伎でも口上が入ることになったので本当に楽しみにしていました*^^*

幕が開いてすぐに四代目猿之助(もう亀ちゃんとは呼べないのね。。)と九代目中車(香川照之)の口上!
猿之助が口上で仰るには、襲名披露には是非三代目が生み出したスーパー歌舞伎を演じたいと希望したものの、舞台セットの転換が大変で最初は不可能だと言われたのだとか。
そこを周囲の方の尽力で何とか実現したそうです。

実際公演を見てみれば分かりますが、スーパー歌舞伎はど派手な演出で舞台装置も凝っているので、昼公演の後にセットし直すのはスタッフの大変な苦労があるだろうと素人でも心配になってしまいます。

それにスーパー歌舞伎の絵看板が上がったのは初めてなんだそうです。
かつて「これは歌舞伎ではない」と言われたとか言われないとかいうスーパー歌舞伎もここまできたのですよ!!

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まあ襲名披露公演にスーパー歌舞伎を選ぶあたりが亀治郎もとい四代目らしいというか。。
スーパー歌舞伎も20年も経てば既に古典、という言葉が心に残りました。
スーパー歌舞伎を演じ切り、更に超えていこうという決意を感じた気がします。

きっとこれから四代目猿之助として三代目に負けぬほどの新しい世界を見せてくれるはず。
素晴らしい、素晴らしいよ亀ちゃん!゜゜(´□`。)°゜。

中車の口上は短めでしたが、歌舞伎界入りの覚悟が感じられる強い言葉が胸を打ちました。
これまでの経緯を考えるとこれまた胸熱。゜゜(´□`。)°゜。

・・と口上で既にうるうるとする私とその他観衆。


そしてヤマトタケル始まり。
この話は言葉も難しくないし、それほど時代背景や歌舞伎の知識が必要ないので歌舞伎が初めての人でも十分楽しめるお話です。

見せ場は多々あって説明し難いのだけれど・・第一幕では猿之助の早替り、第二幕では火攻めの迫力と弟橘姫の入水、第三幕では宙乗りでしょうかねえ。

衣装もセットも音楽もとにかく、派手。
歌舞伎ではあるのだけれど、現代劇風な要素も多くて面白い♪

キワモノ扱いする人もいるようですが、私自身歌舞伎の演目の中でも好きなもの嫌いなものがあるように選択肢のひとつでいいんじゃないですかね~^^

中車は帝役で重厚な存在感を出していましたが、今回のところはあまり目立たない役柄でしたね。

4時間近い公演です!
澤瀉屋の情熱を感じる熱い熱い舞台でした!
動きも大きいので役者さんたちの体力消耗も激しいんじゃないでしょうか。
来月もあるけど大丈夫なのかしら。。

観客たちもすっかり熱くなって・・スタンディングオベーションで鳴り止まぬ拍手。
カーテンコールまであって何と!!猿翁が登場したものだから会場は盛り上がる盛り上がる。
大興奮の公演でした!!!

歌舞伎であんなんなったの初めて見たなあ。
やっぱり古典歌舞伎と一線画しているからなのか、今回の襲名に皆思うものが大きいからなのか・・。
ストーリーが父子の愛情を描いているのもまた考えさせられるし。

ああ、もう何と言っていいのやら。
役者さんたちにも観客にも思うことが色々あり過ぎる襲名公演でした。

七月の公演も来るからね~ってテンションmaxで新橋演舞場を後にしたものの、結局チケット取れなかった(-_-)
割高チケを手に入れるか我慢するかの二択状態に陥っています。。

とりあえず八月に久しぶりの海老蔵チケは取ってあるので、それまた楽しみ。
七月は悩ましい。。
やはりきちんと松竹の会員にならないとダメなのかな~。



(2012.6.10)

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2012年6月16日

ruru (20:15)

カテゴリ:旅行・イベント

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