渋谷コクーン歌舞伎「天日坊」@シアターコクーン

7月の大歌舞伎チケットをゲットできずに、いらいらしながらWeb松竹内をうろうろ・・。
するとコクーン歌舞伎は結構良い席が空いているのを見つけたので衝動買いして出かけてきました^^;

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コクーン歌舞伎は実は初めて。
今まで何となく惹かれなかったのですが、一度くらいは観ておきたかったので良い機会かと思って。

今回の演目は「天日坊」。
串田和美演出・宮藤官九郎脚本で、出演者は中村勘九郎・七之助・獅童ら若手が中心。
(ってもう若手とも言えなくなってきてるのかな?)

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コクーン歌舞伎は初めてなので毎回同じかは不明ですが、前方は平場席になっていて、花道は平場席と椅子席間の横の通路と、座敷席内を通って舞台に上がる縦の通路2本が利用されています。

平場席は役者さんが間近で演技してくれる喜びがあるのですが、座布団で長時間は絶対無理だと思って椅子席にしました(;^ω^)
皆さん結構狭い空間で正座or体育座りでずっと鑑賞・・すごいなあ。

私が思っていた良席は、椅子席前方。
今回は椅子席2列目中央という個人的にはかなりヒットな席が空いていたので、衝動買いしちゃったわけです。

実際かなり間近で役者さんたちを観ることができました~♪
花道には高さもないので(会場の普通の通路なので)、手を伸ばせば届くようなすぐ側です。
迫力ありました(*´∀`*)


さて、感想ですが。
う~ん、あれですね、歌舞伎というよりは歌舞伎風現代劇?
いやこれも新しい歌舞伎の形なのかな?進化していくものなのだから・・とか色々と考えてしまうような演出の数々。

音楽がトランペットというのが一番違和感。
いえ、これが劇中全てのテーマを司ってはいるのですが。
言葉も「まじかよ?」みたいな現代語の中でも砕けた感じだし、しばらく違和感に包まれて鑑賞・・。

でも役者さんたちの熱は伝わってくるので、どんどんと舞台の世界に引きずり込まれてしまいました。
役者さんたちも客席に入り込んだり、観客の反応を楽しんでいるようで、舞台へと引き込みながら観客と一体化していきます。

後半はBGMにも言葉遣いにも展開にも慣れて、心から面白おかしく、時に悲しく・・と私自身すっかり世界観に浸っていくことができました。
だからいつもの歌舞伎という構えをなくして出かけるのが正解ですね。

歌舞伎役者さんたちもいつもと違って面白いのかも。
通常の歌舞伎とは異なる演出や間の取り方などが勉強になってパワーアップできそうだし。

歌舞伎鑑賞が初めての人には遠慮して欲しい気もするけれど、歌舞伎があまり好きになれなかった人にはオススメではないでしょうか。
これで歌舞伎を観たぞ、となるのはちょっと違う気がするけれど、こだわらず鑑賞するには敷居が低くて楽しめそうです。

舞台セットや衣装も面白かったですね。
私は結構衣装が気になった!
歌舞伎風なんだけれど独特のデザインであれは好きだなあ。

まあなんだかんだ言いながらとっても楽しんできたわけです^^
食わず嫌いは良くないですね。

機会があれば来年も観てみようっと。


(2012.6.27)

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2012年7月 6日

ruru (11:35)

カテゴリ:旅行・イベントコンサート・芸術鑑賞

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